登録者数10.3 万人と人気のYouTubeチャンネル「日本一簡単!! 安田流ゴルフレッスン」で動画配信するゴルフインストラクター・安田泰道（やすだ・たいどう）。彼のチャンネルのなかでも人気のある動画に「下半身リード。わかっちゃいるがどうやるの？簡単に下半身リードができるコツを伝授」がある。その内容について本人に詳しく解説してもらった！
飛距離アップはアマチュアゴルファーにとって永遠のテーマだが、飛ばしのポイントとしてよく語られるのが「下半身リード」。切り返しからダウンスウィングにかけて下半身が先行して動くことが理想とされているが、これがなかなかうまくいかないというゴルファーも多いだろう。
その原因をインストラクター・安田泰道はこのように解説する。
「まず大きな原因として『ボールを打つ意識』をもった状態で練習をしていることが挙げられます。僕の生徒さんにも多いですが、素振りではしっかりと下半身リードができているのにボールを目の前にすると『ボールを打つ（当てたい）』と考えることで、下半身が止まってしまっているのです。ですからボールを打つというより“クラブを振る”というイメージすることが大事ですよ」
下半身が止まってしまうことでクラブはアウトサイドイン軌道になり、右に曲がるスライス球が出やすい。そうなると、当然飛距離は出ない、球筋が安定しない……という結果になりがちだ。だからこそ、安田は「クラブを振るイメージが大事」というわけだ。
とはいえ、イメージだけで下半身リードを身につけるのは困難だ。具体的な練習方法はないのだろうか？ プロが徹底してトレーニングに使用する代表的な練習ドリルでもある「片手打ちが下半身リードを身につけやすい」と安田は続ける。
「左手1本でピッチングウェッジを握り、左肩がアゴに触れるまでテークバックしましょう。そして切り返しからダウンスウィングにかけて、左足をボール1個分後ろ（背中側）に引くことで自然と下半身から先行できるはずです。よく『腰を回す』とイメージを持たれているゴルファーはいますが、『左足を引くだけ』と考えたほうがシンプルでわかりやすいと僕は思っています」
下半身リードがうまくいかない……と悩んでいるゴルファーは試してみてはいかがだろうか？
