中古クラブの中から「これは!」というモデルを紹介する、中古クラブに詳しい通称“中古名器ハンター”。彼が今回注目したのはキャロウェイ「Xフォージド」の中でも、ナンバー1と呼ばれるこちら。

プロゴルファーは気に入ったクラブが見つかると長く使い続ける選手と、新製品にすぐシフトする選手とに分かれます。キャロウェイと用具契約を結ぶ石川遼選手なんかは前者のタイプ。彼のセッティングを見るとわかるとおり、ドライバーは最新モデルを使うものの、フェアウェイウッド、アイアン、パターなどは気に入ったものを使い続けていることが多いです。
そんな石川選手がとくに長く使い続けたアイアンが今回ご紹介するキャロウェイ「Xフォージドアイアン」(2013年モデル)です。

わずかなグースはどちらかというと、日本人ゴルファー好み。ヘッドは「S20C」の軟鉄鍛造製で打感がよくて抜けのいいソール形状、そして操作性にすぐれたアイアンとして、フィル・ミケルソンや海外選手も多く使われたモデルです。

ロフトは5番で26度、7番で33度とノーマル設定。しっかりとダウンブローに打てる人がスピンをかけてグリーンを狙っていくのにちょうどいいロフト設定でしょう。

画像: ロフトは標準設定で少しグースがあってボールがつかまるイメージ

ロフトは標準設定で少しグースがあってボールがつかまるイメージ

2017年モデルの「Xフォージドアイアン」はヘッドが少し大きくなり、ブレードが少し厚くなっています。安心感とやさしさは2017年モデルのほうがあるかもしれませんが、シャープさは2013モデルのほうが上と言っていいでしょう。操作性、風の日など押さえたボールの打ちやすさなどは、このモデルのほうがやりやすく、プロが変えなかった理由だと思われます。アイアンショットではボールを操作してプレーしたいという人にもオススメです。

2017年モデルのあと「Xフォージド」シリーズはニューモデルが登場しますが「STAR」はストロングロフトで飛距離性能が高く、「CB」は複合素材と、軟鉄鍛造の単一ヘッド、ノーマルロフトでの新製品は出ていません。フォージドだけに程度のいいモデルは少ないと思いますが、探しておきたいアイアンのひとつです。

画像: 石川遼が長く使い、海外でも人気が高かった「Xフォージド」

石川遼が長く使い、海外でも人気が高かった「Xフォージド」

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