以前にもお伝えしましたが、私は「練習場で作っているスウィングは1年後コースでできるスウィング」だと思っています。ですから練習場で“いま”自分が納得のいくナイスショットを打てたとしてもコースで“いま”できるスウィングではない。打てる可能性が“ゼロ”ではありませんが、限りなく“ゼロ”に近いと私は思います。
だからこそ、より実戦的でやった分だけ効果のある「ターゲットを狙う練習」を練習場でおこなっておくことが重要だと考えています。
たとえば「オーバースウィング」が悩みの場合は、テークバックやトップの修正点を探して、それに合ったドリルを試したりするはず。もちろん大事な練習ですが、修正できたとしても「コースでできるのは1年後」です。ゴルフスウィングは人間の動作ですから、体調や気候によってバラつきますし、練習した分の成果を得ることは難しいですよね。
「ターゲットを狙う練習」は練習した分だけ効果を感じられると上山さんはいう
だけど「ターゲットを狙う練習」は別ものだと思うんです。だって、この練習ではきちんとターゲットへ向けているか？がポイントになるので、スウィングの悪いクセはあまり関係ありませんから。ゴルフの練習のなかでもした分だけ効果を感じられる、努力が報われる練習だと私は思います。
私はゴルフを始めたころ「キレイなスウィング」を目指していましたが、それではスコアを作れないこと気付き、どんなスウィングでも「ターゲットを狙う練習」を徹底的に行ったのを覚えています。その結果、アドレスやイメージ力の向上につながり、ショットはもちろんですが、パッティングやアプローチにも大きな影響を与えてくれた練習だと実感しています！
全ショットの方向が安定するため大きなミスが減りますし、私のように最短でスコアを縮めたいというゴルファーは「ターゲットを狙う練習」をオススメします。
※上山さんはアマチュアのためボランティアにて協力いただきました
