2022年初戦「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」では、キャロウェイのドライバーがメーカー別使用率No.1の座を奪取。13人のうち11人が「ローグST」シリーズを選んだ。

トッププロが求めているのは「ボールスピード」と「やさしさ」

全国各地で試打会がスタートした「ローグST」シリーズ。すでに新次元の「ボールスピード」と飛びを体感した人も多いだろう。

「ローグST」のSTは「Speed Tune-up」の頭文字。従来から採用されている「JailbreakTechnology」や「Flashフェース」をAIによる設計でさらに進化させつつ、新たに「タングステン・スピードカートリッジ」を採用。ヘッド最後部にウエイトを搭載することで慣性モーメントを高くし、とくにオフセンターヒット時でもボールスピードが上がるように設計されている。

歴代の「エピック」シリーズがベタープレーヤー向けに最大初速を追求してきたのに対し、「ローグ」や「マーベリック」はその恩恵を誰もが受けられるように、つかまりやすさやスウィートエリアの広さなど「やさしさ」も大きなテーマとしてきた。しかし、最新作「ローグST」に真っ先に飛びついたのはアマチュアではなくPGAツアーのトッププロだった。

画像: トッププロが求めているのは「ボールスピード」と「やさしさ」

チームキャロウェイの3枚看板であるジョン・ラーム、ザンダー・シャウフェレ、フィル・ミケルソンが選んだのも「ローグST」だった。

ラームは「ローグST」でフェアウェイキープと一発の飛びを両立

2021年からキャロウェイスタッフプレーヤーに仲間入りし、同年の「全米オープン」で優勝。現在ゴルフ世界ランキング1位のジョン・ラームが選んだのは日本での発売未定の「ローグST◆◆◆(トリプルダイアモンド)LSドライバー」。ヘッドサイズが若干小ぶりな450㎤で、「ローグST」シリーズの中ではもっともスピンが少ないモデルだ。

画像1: 出典:Callaway World of Wunder

出典:Callaway World of Wunder

ラームといえば、コンパクトなトップからのフェースを返さないスイングが特徴である。スイングスピードよりも再現性を優先するスタイルで、「セントリートーナメント」でも4日間のフェアウェイキープ率は81.67%で全体の6位。そのいっぽうで、同大会3日目には7番ホールで401ヤードの超ロングドライブを披露するなど、4日間の平均ドライビングディスタンスでもトップ10に入った。

この試合は惜しくも1打差の2位に終わったラームだが、その後も14位(ザ・アメリカンエキスプレス)、3位(ファーマーズインシュアランスオープン)と安定した成績をキープしているところはさすが世界ランキング1位というほかないが、ラームの再現性の高いスイングと新しい「ローグST◆◆◆LSドライバー」の初速性能がマッチして、アドバンテージとなっていることも確かだろう。

ミート率で飛ばすシャウフェレにも「ローグST」がベストフィット

世界ランキング8位、今年もっともメジャーに近い男といわれるザンダー・シャウフェレは、昨年までの「エピックスピード◆◆◆ドライバー」から「ローグST◆◆◆Sドライバー」(日本での発売未定)にクラブチェンジした。

左手をストロンググリップで握ってフェースをシャットに使うスイングが主流となっているが、シャウフェレはウィークに握ってフェースをオープンに上げるスタイルを変えていない。フェースローテーションが大きめのドローヒッターには、つかまりのいい「ローグST」と相性がよく、中でもヘッドの奥行きが短く重心深度の浅い「ローグST◆◆◆Sドライバー」はイメージ通りにフェースをコントロールできるようだ。

画像2: 出典:Callaway World of Wunder

出典:Callaway World of Wunder

また、シャウフェレはヘッドスピードというよりミート率でボールスピードを上げて飛ばすタイプなので、フェースの広範囲で高いボールスピードが得られる「ローグST」は飛距離面でも大きな優位性がある。事実、「セントリートーナメント」3日目には計測ホールの12番で393ヤードのロンゲストドライブを記録。試合も3日間60台を続けた後、最終日は66で回り12位とまずまずの結果を残した。2017年に2勝を挙げてルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたシャウフェレも今年の誕生日で29歳、「ローグST」を携えてそろそろ初のメジャータイトルが欲しいところだ。

ミケルソンは“短い”「ローグST」で長尺の記録を塗り替えた

3枚看板のトリは、昨年の「全米プロ」で史上最年長優勝を飾ったメジャー通算6勝のレジェンド、フィル・ミケルソン。新しい相棒として選んだ「ローグST MAX LSドライバー」は、高慣性モーメントと低重心を両立したロースピンモデルだが、ミケルソンのヘッドはロフト角わずか7.5度、シャフトも「ベンタスレッド」(6X)を1インチカットしてさらにスピンを減らせる仕様になっている。また、球のつかまり加減がニュートラルな「ローグST MAX LSドライバー」はフェースローテーションを使って球をつかまえるミケルソンにとってコントロールしやすいはずだ。

「セントリートーナメント」2日目、12番ホールで51歳のミケルソンは驚くことに394ヤードをかっ飛ばした。新ルールにより、昨年までの47.5インチの長尺(「エピックスピード◆◆◆ドライバー」(5.5度))を封印し、1.5インチも短くなったドライバーで昨シーズンの自己最長記録(384ヤード、「全米オープン」初日の9番)を10ヤードも上回ってみせたのである。

画像3: 出典:Callaway World of Wunder

出典:Callaway World of Wunder

新しい「FLASHフェース22」はボールスピードを追求するだけでなく、スピンと打ち出し角の組み合わせを最適化する設計。「ローグST」なら46インチルールの範囲内でも飛距離アップできることをミケルソンが証明した。

ちなみに今回、4年振りに「ローグ」の名を復活させたのは、いまだに評価の高い「マーベリック」ユーザーへの配慮だといわれている。愛用者にしてみればマイクラブが型遅れにならないのは嬉しい限りだが、飛距離性能の進化に関しては何の遠慮も感じられない。現状に満足している人もこの機会に「ローグST」シリーズを試してみるべきだ。

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