ゴルフは多くの道具を使ってプレーするスポーツ。プレーに必須となるゴルフクラブやグローブはもちろんだが、とくに超初心者が多めに用意しておきたいのは、消耗品であるボールとティーだと吉本。
「とくに初心者のうちは、池越えでハマってしまったりするだけで何球もロストしてしまったりします。少なくとも10球以上、不安ならもっと多めに用意しておくといいですね。ティーに関しても、インパクトの衝撃で飛んで行ってしまって失くしがちなので、ホール数ぶんくらいは用意しておきましょう。ドライバーショットで使うロングティーを14~15本、ショートティーを4本程度は持っておきたいですね」(吉本、以下同)
加えて用意しておきたいのが、グリーン上でパッティングの邪魔にならないよう、ボールを拾い上げる際に代わりに目印として置く「ボールマーカー」だ。
ゴルフマーカー自体、さまざまな種類があり、大別すると大きめのサイズの置くタイプと、「押しマーク」などとも呼ばれる、サイズが小さくコマのような軸足が付いていて地面に刺すことのできるタイプとに分けられるが、「どちらも持っておきましょう」という。
「というのも、カップ周りにマークしなければならない場合、置くタイプだと同伴競技者のパッティングの邪魔になってしまいやすいからです。刺すタイプのマーカーは、スコアカードなどと一緒にゴルフコース側で用意・配布されている場合が多いため、ラウンド前にマスター室によって2~3個は確保しておきましょう。置くタイプに関しては、ゴルフ用品メーカー製はもちろん、平たい円状のモノならコインでも何でもオッケーですよ」
同じくグリーン周りで使用するモノとして、必需品に吉本が挙げたのが「グリーンフォーク」。
「グリーンにボールが落下した時にできる跡=『ピッチマーク』を修繕するための道具がグリーンフォークです。自分で作ったピッチマークはきちんと自分で直すのがエチケットですので、忘れず持っておきましょう」
また、ルール上規定はされていないものの「帽子やサンバイザーは用意しておくと良いですよ」と吉本。「もちろんドレスコードで規定されている場合を除き、着用義務はありませんが、打球事故防止のためにも持っておいたほうが良いですね」という。
もちろん他にも用意しておいたほうがベターなモノは多々あるが、ひとまずは吉本が挙げたゴルフ用具をちゃんと用意できているか、ラウンド前にチェックをしてみてほしい。
協力/東京ゴルフスタジオ