3月3日から4日間の日程で開催される国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」。みんなのゴルフダイジェスト編集部員でプロゴルファー・中村修が現地からのレポートをお届け。
3月1日火曜日の午後の練習ラウンドの様子をお届けします。午後からは、原英莉花、小祝さくら、地元の新垣比菜選手らがコースに入って来ました。
ここで原英莉花選手のクラブを見ると、キャディバッグはウェア契約するパーリーゲイツにドライバーなどのウッド類はキャロウェイに一新されていました。クラブ契約はフリーでアイアンは昨年まで使用していたミズノ、ウェッジとパターはキャロウェイというセッティング。
ドライバーは「ローグ ST LS」のトリプルダイヤモンドでロフトは9度。以前までのミズノのドライバーとは打感も音も違っていましたが、ドライバーはこのモデルに早めに落ち着いたと帯同する塚本岳キャディが教えてくれました。昨シーズンのドライビングディスタンス1位の飛距離を武器にする原選手が選んだドライバーがキャロウェイの「ローグ ST LS」というのも興味深いですね。
続いて、テーラーメイドとクラブ契約を交わした地元沖縄出身の新垣比奈選手。ドライバーは「ステルスプラス」、ウッド類も「ステルス」をセッティングしていました。昨シーズンは不調から抜け出せずにシード権を手放すことになっていましたので、スウィングの改善にも取り組んでいるようです。見ている限りでは風の吹く練習ラウンドでもショットは安定したので、復調してきているのは間違いないようです。
明日は、気になるルーキーたちに注目してレポートしていきます。
※2022年3月1日20時45分 文章を一部修正いたしました。