週刊ゴルフダイジェストで大人気連載中のマンガ「オーイ! とんぼ」。その劇中で描かれた、引っ掛けを防ぐために覚えておきたい「インパクトのフェースの向き」について、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオが実践して検証した。

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。週刊ゴルフダイジェストで毎週本当に楽しみにしているのが連載漫画の「オーイ!とんぼ」です。最近はとんぼちゃんがプロの試合に出てたりして、ますます面白くなっています。「とんぼ」の魅力は面白いだけじゃなくてためになるところ。週刊ゴルフダイジェスト3/15号の「とんぼ」でも、ちょっと気になることが書かれていたので試してみることにしました。

画像: 週刊ゴルフダイジェストで連載中の人気マンガ「オーイ! とんぼ」。その劇中で描かれた、引っ掛けをなすくポイントを実践!

週刊ゴルフダイジェストで連載中の人気マンガ「オーイ! とんぼ」。その劇中で描かれた、引っ掛けをなすくポイントを実践!

その「とんぼ」に描かれていたことで僕が気になったのはインパクトのときのフェースの向き。漫画の中でジャンボ尾崎プロっぽい人が原英莉花っぽいプロに(笑)インパクトでフェースを真っすぐに当ててはいけないって言ってるんですよ。「え? インパクトでフェースが真っすぐに当たっちゃダメなの?」って思ったわけですが、その理由を読んでみると、確かにな~とも思います。

ボールがフェースに当たってから離れるまでは一瞬ですが、ボールとフェースがくっついている時間があるわけです。ボールがフェースに「当たって」ボールが「潰れて」そして「離れる」間にクラブヘッドは2センチから2.5センチほど進むのだとか。ってことは、その2センチの間にフェースの開閉があるわけで、インパクトで真っすぐ当たった場合には、ボールが離れるときにはフェースは左を向いているということになります。そのため真っすぐにフェースを当てようとして打っていると、ちょっとしたことで引っ掛けのミスが出やすくなったりするんです。

画像: (左)真っすぐフェースを当てるイメージ。(右)真っすぐにボールを打ち出したければ、インパクトのときはフェースは少し右を向いていないといけない

(左)真っすぐフェースを当てるイメージ。(右)真っすぐにボールを打ち出したければ、インパクトのときはフェースは少し右を向いていないといけない

そう考えると、真っすぐにボールが飛び出すようにするためには、フェースが少し開いた状態でボールに当たらないとダメということになりますよね。時計でいうと「4時」の方向からフェースが当たればボールは真っすぐに飛び出します。さらに「4時」から「10時」の方向に振り抜いていくことでドローボールが打てるということなんです。僕はあまりボールをつかまえるのが得意ではないので、このイメージで簡単にドローが打てるようになるのであれば非常にありがたい。

画像: 「4時」方向から「10時」方向に振り抜けばドローが打てる

「4時」方向から「10時」方向に振り抜けばドローが打てる

さっそく試してみました。まずはヘッドのコントロールがやりやすそうなアイアンから。

打ち方は漫画に描いてありましたが、構えたときに少しフェースを開いておき、そのまま「4時」の方向から「10時」の方向にヘッドを入れていく。

これは自分でも驚くほど上手くいきました。最初に少しフェースが開いているので右に抜けてしまいそうな気がしましたが、10時方向に抜いていくことで自然にボールがつかまってドローになりました。しかも目標方向よりも少し右に出てから戻ってくる「ちゃんとしたドロー」。こころなしか飛距離もいつもより出ているような気がします。こんなに簡単にいいドローが打てるのは嬉しいですね。

画像: アイアンだと、けっこう簡単にかなりいい感じのドローが打てて驚きました

アイアンだと、けっこう簡単にかなりいい感じのドローが打てて驚きました

そして次にドライバー。これもアイアンと同じイメージで、少しフェースを開いて構えます。でもドライバーの場合アイアンよりもさらに右にすっぽ抜けたり、スライスしたりする気がしちゃいますね。

画像: (左)今までは真っすぐにフェースを当てるイメージでした。(右)少しフェースを開いて構え「4時」方向を打ち抜くイメージ。しかしなんだか右にすっぽ抜けそうな感じがします

(左)今までは真っすぐにフェースを当てるイメージでした。(右)少しフェースを開いて構え「4時」方向を打ち抜くイメージ。しかしなんだか右にすっぽ抜けそうな感じがします

まず、試しにいつもどおり真っすぐにフェースを当てるイメージで打ってみました。これはいつもの自分の打ち方ですが、何発か打っていると少し左に引っ張る球が出てしまいました。たしかにラウンド中も強く打とうとするとそういう左に真っすぐ飛んでしまうような球が出てしまうんですよ。僕の場合そこから左に曲がることは少ないので大ケガにはなりませんが。

画像: 今まで通りに真っすぐ当てるイメージだとこういう球が出ることがありました

今まで通りに真っすぐ当てるイメージだとこういう球が出ることがありました

次に少しフェースを開いてセットして、「4時」から「10時」のイメージで打ってみました。

これもアイアン同様、思ったよりも上手く打てました。ちゃんと右に打ち出せることが多く、左に引っ張ってしまうような球はあまり出ませんでした。ただ、少し右に出てそのまま真っ直ぐ飛ぶような球はいくつか出ました。やはりアイアンよりはドライバーのほうが少し難しいですね。それでもけっこう軽いドロー系の球が打てて、正直自分でも驚いています。しかもあまりつかまりのいいヘッドではないのに軽いドローになってるんですよ。

画像: 上手く「4時」から「10時」に打ち抜けると、ボールは少し右に打ち出され、軽いドローで戻ってくる

上手く「4時」から「10時」に打ち抜けると、ボールは少し右に打ち出され、軽いドローで戻ってくる

漫画の中で描かれているような、ボールがフェースにひっついている間にフェースがターンしているという感覚は正直よくわかりませんが、少しフェースを開いてセットすることでフェースをターンさせてボールをつかまえるというイメージがわきやすいのかもしれません。ただ、あまりフェースのターンをイメージすると引っ掛けが出たりするので、手でターンさせるイメージではなく、あくまでも「4時」から「10時」に振り抜くことを考えて、その結果自然とフェースがターンするというのがいいんじゃないかと思います。

今回は室内で試してみただけなので、ラウンド中のプレッシャーのかかる場面で同じことができるかってのはコースで試さないと分からないです。ただ、セットアップとイメージだけでできることなので、シンプルだし上手くいく可能性が高いような気がします。引っ掛けに困っている人や、ボールをつかまえる練習をしたい人も取り入れてみるといいんじゃないかと思いました。僕はとりあえずコースでも試してみようと思います!

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