ショップ巡りを趣味とし中古クラブの中から「これは!」というモデルを紹介する、中古クラブに詳しい通称“中古名器ハンター”。彼が今回注目したのは2015年、オーガスタで活躍したタイトリストのアイアン!

いよいよマスターズまで約1か月と迫って参りました! いつもこのシーズンになるとワクワクしますね! そこで今回紹介するのは、軟鉄鍛造のボディにタングステンや振動吸収材を内蔵し、プロも使える複合素材のアイアン。あのタイトリストがマッスルバックであれ、キャビティであれ、軟鉄鍛造単一素材ではないアイアンをアスリート向けとして投入したことで話題となった「AP2」シリーズの4代目、「タイトリスト AP2 714」です。

画像: ジョーダン・スピースがマスターズで優勝し、長く使い続けたのが「AP2 714」

ジョーダン・スピースがマスターズで優勝し、長く使い続けたのが「AP2 714」

比重の重いタングステンウェートをトウとヒールに配置。ミスショットだけではなく、ナイスショットのときもヘッドのブレをなくし、ボールの曲がりを抑えてくれます。番手ごとにソールの幅がフローして抜けのよさも追求しています。
このような構造ですから「AP2」をプロ用に開発したもの、プロは当初マッスルバックかセミキャビティを選ぶ人がほとんででした。

でもジョーダン・スピースが4番アイアンから9番アイアンを使って2015年にマスターズで優勝。そのとき、USPGAのプロからアマから「スピースのアイアンはなんだ?」と注目され、これを使ったということで一番人気が上がったのがこの「714」です。

その前までの「AP2」は寛容性が追求され、アマチュアが使ってもオートマチックに打たせてくれる部分がありましたがプロモデルっぽくない、という意見も上がってはいました。

それを踏まえたかどうかは定かではありませんが、この「714」から、細かなスペックが見直され、操作性が格段に上がりました。これはけして難しいアイアンになってしまったということでなく、プロが使う一般的なスペックに寄せたのです。そうするとプロの評価も一気に高くなり、多くのプロが使いようになりました。

アドレスで構えた感じ、バックフェースのデザイン、操作性、どれをとってもアスリートが納得するできで非常に完成度も高いアイアンです。

歴代「AP2」シリーズを使っていたプロたちは、同じタイトリストの「Tシリーズ」、とくに「T100」へと新しいモデルにチェンジしていますが、このアイアンならまだまだ対抗して使えます。プロモデルだけど、やさしさと正確性に優れるアイアンが欲しいというゴルファーに、ぜひオススメしたいアイアンセットです。

画像: マスターズを2015年に制したタイトリストのあのアイアン!【中古名器ハンター】

プロモデルだが構えてみても、やさしさが感じられるところがある

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