パター選びで重要視するのは、形状? 打感? 重さ? 究極のタッチを求めて打感と打音にこだわったパターがあのメーカーから登場していた!

新潟は燕市にある遠藤製作所。大手メーカーの裏方としてドライバー、アイアン等で数々の名器を生み出してきたことでも知られている。とくに精密な工程を経て作られる軟鉄鍛造アイアンは打感が軟らかく、コントロール性能に長けるとゴルファーに評価が高い。ゴルフファンの中には「これは遠藤製に違いない!」と各メーカーのアイアンを見ては、遠藤製のモデルを探すマニアもいるほどだ。

遠藤製作所はゴルフメーカーのOEMを請け負うほかに、「EPON」という自社のオリジナルブランドをもっている。ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジとフルラインナップを揃え、とくに打感が軟らかく操作性が高いとアスリートゴルファーを中心に多くのファンを抱えている。なかでも評価が高いのは当然アイアンなのだが、12年の時を経て再び作られ始めたパター、「Made in Tsubame JAPANFORGED PUTTER」が注目されている。

ゴルファーにとっては「名器製造工場」である遠藤製作所も、じつは精密な鍛造製品、金属製品を作るスペシャリスト集団。自動車、航空宇宙、医療やOA機器の精密部品を手掛けていることでも知られている。それら精密部品製造の中でも、航空宇宙や医療分野で使用される5軸加工機と同形式の機械を用いて日本の工場でつくり出されるのが作り出されるのが「Made in Tsubame JAPAN FORGED PUTTER」の「i-33」というモデルだ。

画像: 軟鉄鍛造をしたあとに5軸加工機で細部にいたるまで精巧に加工を施す。とても手間がかかっているパターだ

軟鉄鍛造をしたあとに5軸加工機で細部にいたるまで精巧に加工を施す。とても手間がかかっているパターだ

いまパターといえばステンレス製の削り出しか、フェースにインサートが入ったものが人気だが、「EPON」では打感と打音にこだわり、精密鍛造で作られた軟鉄製のパターヘッドにさらに精密な機械加工を加えるという、複雑で手間がかかる製造過程を踏んで作られる。実際にパターを見ると、ベーシックなトウ・ヒールバランスタイプの形状だが、よく見るとバックフェース部分がキャビティになっていない。これでよりソリッドな打感となり、距離感ぴったりのタッチを生み出す。

これだけ手間暇がかかるパターのため、1日に作られるのは2、3本が限度。今後も違う形状のモデルが登場しラインナップは増えていくそうだ。

画像: 往年のゴルフファンにはマーク・オメーラタイプといったほうが伝わるだろうか? バックフェース部分がえぐられておらず、打感へのこだわりが伝わる

往年のゴルフファンにはマーク・オメーラタイプといったほうが伝わるだろうか? バックフェース部分がえぐられておらず、打感へのこだわりが伝わる

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