4.6万人のフォロワーを抱える人気ゴルフインスタグラマーでもある、はるぴょんこと上山晴香さんは、ただのゴルフ女子ではなくハンディキャップ「3.1」と5下シングルの腕前を持つ。ゴルフ歴4年で5下シングルにまで到達した彼女の上達習慣を毎週ひとつ紹介。

私はゴルフを始めて5年になりますが、父がシングルプレーヤーということもあり、初心者のころから「上級者ゴルファー」とプレーをする機会が多かったです。これは本当に環境に恵まれていたと思いますし、上達できたキッカケはこのおかげだと感じています。

「上達するためには上級者とプレーすること」とはよく聞きますが、それはなぜなのでしょう? これは人によって違うのかもしれませんが、私がとくに参考になったのは「時間の使い方」です。とくに「プレショットルーティン」で、どんなことをしているのだろう? とさまざまなゴルファーを観察していました。

たとえば、ターゲット方向とボールを結び、ボールの少し先にスパット(目印)を見つけて、そこにフェースを合わせる。というごく一般的なルーティン。ゴルフ経験者にとっては常識でも初心者のころにできているゴルファーは少ないですよね。もちろん私もそのうちのひとりで、初心者のころは「打つ」ことに集中しすぎて、ほかの大事なところを見落としていましたから。こういった些細な気付きがコースでスコアを出すために練習場でできることはなんだろう? と考えるキッカケとなり、上達へつながったのかなと思っています。

それともうひとつ、初心者のころに上手な人とプレーしたときに私は隙を狙ってたくさん質問をしていました。

たとえば、上級者ゴルファーがティショットで林へ打ち込んだとします。だけど、このときに落ち込む様子はなく、リカバリーをしてパーやボギーでホールアウトする。この場面を始めてみたときは「どうしてこんな気持ちの切り替えができるのだろう?」と初心者ながらにすごく驚き、気になりすぎてそのまま聞いたことがあります。

画像: 「上級者とプレーすること」が上達のキッカケになる。では、いったいどこを見て学ぶ? 凄腕ゴルフ女子が意識していたこと

もちろん答えはありません。「ミスした原因を知っているから」「起きてしまったことを後悔しても仕方ないから」「今考えるべきことは次どうするか」などと人によって回答が違いますが、それでいい。こういう情報を必ずメモをしておくことで、今すぐ参考にならなくても、上級者ゴルファーの知見が自分の知識になって、先々で自分のゴルフで必ず役に立つときがきます。私がそうでしたから。

みなさんが上級者ゴルファーとプレーするときは自分のスコアではなく「なんでもいいから吸収して帰ろう」と最初から思うようにすることがコツ。私も勉強させてもらうというつもりでプレーさせてもらっていましたし、そう考えたほうが視野が広くなり、いろいろな気づきがあるはずですよ!

※上山さんはアマチュアのためボランティアにて協力いただきました

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