ひとつのミスをきっかけに「ボギー」「ダボ」「ダボ」とスコアを崩してしまうアマチュアゴルファーは少なくない。そんな状況で気持ちを切り替えるためにはどうしたらいい? プロキャディ・伊能恵子に切り替え術を教えてもらった。

今まで調子がよかったのに、ひとつのミスをきっかけにガタガタっとスコアを崩してしまうことってよくありますよね。私もミスが続くとなかなか切り替えられなかったりするけど、意識的におこなっていることがふたつあるんです。

ひとつめは「下を向かないこと」。

たとえば、1打目が今日イチ。2打目の残り140ヤード、フェアウェイ花道にボールがある絶好なライだったとします。いつも通り打てればグリーン周辺、グリーンオンできる可能性も残っているはず。ですが、結果は大ダフリ……こんなとき「なんでうまく打てないの~」とガックリきて「下を向いてしまう」傾向にあると思います。

もちろん気持ちはわかりますが、起きてしまったことを変えることはできないですから下を向かずに「次、どうするか」を考えることが第一優先。ボギーを打ったのをパーにはできないし、それをもとに戻すこともできません。なので、起こったとこに対して焦らないことはとても大切なことだと思いますよ!

画像: ミスをしても「下を向かない」「ネガティブワードを言わない」ように意識をしてみよう!

ミスをしても「下を向かない」「ネガティブワードを言わない」ように意識をしてみよう!

そしてもうひとつのことは「ネガティブワードを言わないこと」です。

たとえば、バーディチャンスにつけていたホールで3パットしてボギーを打ってしまったとします。このときに「なんでボギー打っちゃったの……」と言葉を発するゴルファーを見かけることがある。言いたくなる気持ちはわかりますが、ネガティブワードを発することでどんどんネガティブ思考になり、結果オーライのミスも許せなくなってしまいやすいので注意してみてはいかがでしょう?

ちなみに、あえてポジティブワードを言うように意識してみるのもひとつの方法。

たとえば、ミスしてボギーを打ったら「ダボにならなくてよかった」というように、少しでもポジティブ思考でプレーすること。これは楽観的すぎと言われるかもしれないけど、パットが入らなかったときに「カップが動いた……かもしれない」と思い込むのもありだと思いますよ(笑)。

「下を向いたり」「ネガティブな発言をする」ことは自分のミスの許容範囲を狭くする原因になりやすい。ゴルフはミスするスポーツですから、できるだけポジティブ思考でいれるように工夫するだけで、結果は変わるはずですよ!

画像: 【ゴルフレッスン】左手の掌屈、どうつくる?そもそも必要?合田洋プロが語る掌屈の真実【バックスウィング】【テークバック】 youtu.be

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