週末のゴルフは人も多く、混んでいるゴルフ場では前の組との間隔が詰まってしまいがちで“待つ時間”が多いな~と感じることもありますよね。そんなとき起こりやすいミスといえば「待ちチョロ」。ゴルファーであれば誰もが経験したことあると思いますが、待つ時間が長ければ長いほどミスをしやすくなりますよね。
これはいったい、なぜでしょうか? 答えは人によって異なると思いますが、私は待つことで「集中力が切れてしまっているから」だと考えています。多くのゴルファーはこんな状況になると「まだ打てないね」「結構待つなぁ」と言葉にしますよね。気持ちはわかりますが、それでは自分自身でストレスを増幅し、集中力を切らすキッカケにしているような気がするのです。
もちろん待たずにリズムよくプレーできるのが一番ですが、待つことのストレスを言葉にしても待ち時間は減りませんし、ストレスが増えるだけ。なので、私はあえてそういう言葉を口にしないように心がけています。これにより少しだけ「集中力をキープ」できますし、ストレスを増やすこともないニュートラルな状態でプレーできる精神状態を作れていると実感しています!
また、待ち時間を「考える時間が沢山ある!ラッキー!」と考えて、球筋のイメージやライの確認、クラブ選択をじっくりと戦略を練るのもひとつの方法だと思います。ゴルフは考えた分だけ選択肢が広がり、目の前の1打に集中できますから、待ち時間にじっくりと考えることはおすすめ!ただ、頭がすごく疲れます(笑)。
それでも、待ちチョロが起きてしまったときには「ミスの原因がわからないまま同じクラブを使い続ける」ことはできるだけ避けることを勧めます。たとえば、左足上がりのライで難しかったから今のミスは仕方ない、とミスの原因を分析できていればOKですが、「なんでミスしたんだろう?」と原因がわからないまま、同じクラブを打つことは雑念ばかり浮かんでしまい、ミスの連鎖の原因になり、とても危険。
自信がないときは「挑戦しない」と選択するのも、メンタルコントロールのひとつだと私は考えています。だんだんと暖かくなり、ゴルフ場が混む日もさらに増えてくるはずです。自分なりの待ち時間の過ごし方を知ることがレベルアップにつながるかもしれません!
みなさんは「待ち時間」をどう過ごしていますか?
※上山さんはアマチュアのためボランティアにて協力いただきました