中古ショップ巡りを習慣とし、つねに掘り出し物を探しているゴルフ業界人、通称「中古名器ハンター」が時間の審査を経て“名器“と呼ばれるに至った中古クラブをハンティング! 今回は競技志向ゴルファーが好みそうなブリヂストンのドライバー。
画像: 2022年の開幕戦も渡邉彩香はこのドライバーで登場。信頼の高さがうかがえる(写真は2022年 ダイキンオーキッドレディス 撮影/岡沢裕行)

2022年の開幕戦も渡邉彩香はこのドライバーで登場。信頼の高さがうかがえる(写真は2022年 ダイキンオーキッドレディス 撮影/岡沢裕行)

操作性がいいと、渡邉彩香がいまも手放さずに使い続けているオレンジ色のドライバー、それが今回のターゲット、「ブリヂストン ゴルフJ015」です。

このドライバーは2015年の夏に登場したカスタムフィッティング専用のモデル。既製品ではなく、ブリヂストンの工房に足を運び、フィッティングを受けての購入となるクラブでした。

お値段は当時ヘッド単体で6万5000円(税抜き)となかなか高価なモデル。ブリヂストンがツアーで培ったDNAを注ぎ込んだというとおり、重心距離が短め、ディープバック、ディープフェースのデザインで、いかにもブリヂストンのドライバーというようなモデルです。

450ccでヘッド体積も小さめ打感が軟らかい鍛造フェース、ヒール側にはウェートがつき、さらにコントロール性能を高めています。それだけにボールのつかまりはよく、ドロー、フェードの打ち分けも簡単にできます。このあたりが渡邉プロも気に入って使っているのではないでしょうか?

軟らかい打感とボールを操るのが好き、そして最近の外ブラのドライバーでは右にスッポ抜けてしまうミスが多いとう人にはいいでしょう。

いまは2万円を切るものも現れ、さらに値段が安くなってきています。フィッティング専用モデルですから、中古市場に流れている本数も少なめですが、真っ黒でゴルファーが大好きなプロトタイプ感もバリバリ出ていて、ゴルファー心をくすぐるドライバーです。

画像: 真っ黒のヘッドに「B」だけのシンプルなデザイン。プロトタイプっぽさを好むゴルファーにはたまらない

真っ黒のヘッドに「B」だけのシンプルなデザイン。プロトタイプっぽさを好むゴルファーにはたまらない

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