先日、小林夢果が使用したことでスクープしたプロギアのニュー「RS」。トーナメント会場で実際に手にするチャンスがあったので、もう少し詳しく調べてみることにした。
実際に手に取って見ることができたのは、USGAの適合リストにある3モデル「RS」、「RS F」、「RS D」のうち「RS」と「RS F」の2モデル。まだ発表前ということで、構造や機能について教えてもらうことはできなかったが、細かく調べてみた。
まずは「RS F」から。ヘッド形状はプロ、上級者が好みそうな洋ナシ型。アドレスして構えてみると、フェースの向きは超スクエアかややオープンで、左へのミスを気にせず打っていけそうな形だ。ソールには歴代「RS F」と同じように2つのウエイトが装着されている。フェース側は3g、バック側は8gだ。もちろん入れ替えてフェースの返り具合をカスタマイズすることができる。
そして小林が使う「RS」。こちらは丸型のヘッド形状。構えてみると、フェースはスクエアで前モデルよりもスッと構えることができる。ソールのバック側に取り付けられたウエイトは8g。
前のモデルよりもシャローバックになっているようで、スピン量は少なそうに感じる。
そしてトウ側から見てみると、クラウンとソールの部分が「ナナメ」になっているのを確認! 引き続き、フェース上下のたわみを増長させる「Wクラウン」と「Wソール」は搭載されているのがわかる。
前回、ソールから見たとき、トウ側とヒール側がカーボンのように見えるとお伝えしたが、これはデザインのようで、クラウン部分のみがカーボンのようだ。
そしてヘッドカバーに描かれていた「JUST」の文字を取材班は見逃さなかった。これが新しいクラブの名前なのか? 何かの機能を意味するのか? また続報があればレポートしたい。