四十肩や五十肩で腕が上がらないとなる前に肩回りの柔軟性を確保しておくことは大切だ。篠崎紀夫をシニア賞金王に導いた小楠和寿トレーナーに普段からゴルフに役立つ簡単ストレッチを教えてもらった。

肩回りの柔軟性が落ちてくると、「テークバックで腕が上がらない」、「大きなフォローが取れない」などスウィングへの影響も大きくなる。普段の生活の中では腕を肩より上に上げる動作はそう多くないと小楠トレーナー。クラブを両手で持って頭の上に上げるバンザイトレーニングを教えてもらった。

「骨盤を起こして椅子に座り、肩幅よりも広い長さの棒(クラブなど)を親指と人差し指の間に挟んでひじを伸ばしてゆっくり頭の上まで上げましょう」

画像: 骨盤を起こして椅子に座り、ひじを伸ばして肩幅でクラブを親指と人差し指で挟み、ゆっくりと息を吐きながら頭の上まで上げる

骨盤を起こして椅子に座り、ひじを伸ばして肩幅でクラブを親指と人差し指で挟み、ゆっくりと息を吐きながら頭の上まで上げる

体幹の位置を変えずにひじを伸ばしたまま腕を上げてみると背中にも負荷がかかることがわかる。姿勢をキープしようすることで肩回りのストレッチと背中の筋肉にも刺激を入れることができるという。ゆっくりと呼吸を止めずに、腕を上げるときは息を吐きながら無理のない範囲で10回を1セット。

肩回りのストレッチと普段の姿勢や正しいアドレスの姿勢を作る背中の筋肉にも効果があるバンザイストレッチ、オフィスでも在宅でも、スタート前にも忘れずにやってみよう。

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