ゴルフには“スコアの壁”がつきもの。ビギナーを脱したアマチュアゴルファーに立ちはだかるのがスコア100の壁なのだが、「アマチュアの方は『100切り』の難易度を、過剰なまでに高いものと考えがち。まずは100切りという目標に対するマインドセットを変えてみましょう」と言うのはプロゴルファー・兼濱開人。詳しく話を聞いてみよう。

「100切り」という言葉が世に定着するほどに、スコア100の壁は多くのアマチュアがなかなか越えられないハードルのひとつ。

100切りを達成するためには、もちろん相応のスウィングの技術も必要となってくるが「そもそもアマチュアの方が『100切りはとても難しく、スキルアップが必要なもの』と思い込み過ぎていることも、余計に難易度を上げている要因だと思います」と兼濱は言う。

画像: 100切りというハードルを過剰に高く設定し過ぎるアマチュアが多いと兼濱は言う(写真はイメージ)

100切りというハードルを過剰に高く設定し過ぎるアマチュアが多いと兼濱は言う(写真はイメージ)

「じつはスウィングの技術という面では、120切りを目指し達成できるゴルファーと、100切りを目指し達成できるゴルファーの2者の間で、レベルの差ってみなさんが思うほど離れていないんです。もちろんパーやアンダーで回ろうとするならフィジカル面も必要になってきますが、100切りであればコースマネジメントのほうが大切ですよ」

実際、アマチュアと1対1でラウンドレッスンする機会が兼濱にもあると言うが、「僕がキャディをしてライン読みもするので、ほとんどの場合そのお客様のベストスコアを更新するんです」という。

これは自慢でもなんでもなく、それだけコースマネジメントが大切ということ。さらに言うなら、コースマネジメントさえしっかりしていれば、今の自分のスウィングでもじゅうぶんスコアをよくする余地があるということだ。

「100切りは難しいもの、かなりの技術を要するもの、と過剰に思い込んでしまうと、それだけでプレーやメンタル面でもブレーキがかかってしまいます。ちゃんとスウィングやコース攻略の正しい知識を身に付けて、変にスウィングオタクになり過ぎさえしなければ、そもそも100切りは難しいものではない。まずはそういうマインドセットをして、コースマネジメントを磨くことが100切りの近道ですよ」

協力/広尾ゴルフインパクト

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