いよいよ全米プロゴルフ選手権が開幕! マスターズに続いてタイガー・ウッズも出場する。練習日にクラブセッティングを覗いて見ると……
極秘で練習ラウンドをしているニュースが流れ、マスターズに続いて全米プロに出場するのではないかとウワサされていたが、やはりタイガー・ウッズはサザンヒルズに現れた。
足の調子も悪くなさそうで、練習ラウンドとレンジでの打ち込みをするタイガー、出場は確定のようだ。
クラブセッティングを見せてもらうと、ドライバーは「ステルスプラス」と変わらず。
そしてFWはというと「ステルス」のヘッドカバーから出てきたのは使い慣れた「SIM」の3番ウッド。マスターズでも活躍した「M3」の5番ウッドがなくなったのにはすぐ気づいて、アイアンが2アイアンからに……。
え! よく見ると2番と3番が「P・7TW」じゃない! 「P・770」に変わっている!
「P・770」といえば、小ぶりでシャープなヘッド形状ながら中空構造でやさしさも追求したモデル。ついにタイガーも中空アイアンを手にする時がやって来たというのか!?
確かにアイアン形状のほうがボールの高低差を打ち分けやすく、タイガーが得意とするスピンが利きながらも低いライナー性の弾道「スティンガー」もやりやすいといえる。
4番アイアンからPWまでは変わらず「P・7TW」、ウェッジも「MG3」の56度と60度を引き続き使用している。
モデルは違うがテーラーメイドと契約する中島啓太もロングアイアンはやさしい「P・7MC」、6番からは「P7・MB」「コンボ」セッティング。ヘッド形状が近いものが多いので違和感なく組み合わせできるのだろう。
タイガーは、このセッティングで戦うのか、試合に注目したい。