中古ショップ巡りを習慣とし、つねに掘り出し物を探しているゴルフ業界人、通称「中古名器ハンター」が時間の審査を経て“名器“と呼ばれるに至った中古クラブをハンティング! 今回はタイトリストのユーティリティ!

今回紹介するのは2011年登場のユーティリティ、タイトリスト「910H」です。

「カチャカチャ」が着いたユーティリティが減ってきていますが、何度にするか迷っていたり、コースやクラブセッティングによってロフトを変えたいと思うゴルファーにとっては、ユーティリティにも着いていてほしいと思うゴルファーは少なくありません。

「910H」にはドライバーやフェアウェイウッドにも搭載されている、タイトリスト独自の「シュアヒット・ツアーシステム」が搭載され、ロフト角、ライ角を16通りに変更できます。

画像: 構えやすくて、飛ばすこともスピンを入れてグリーンに止めることもできる「910H」

構えやすくて、飛ばすこともスピンを入れてグリーンに止めることもできる「910H」

ヘッド素材はチタンやマレージングではないもののフェースはボディとは素材が異なり、「455スチール」を採用して、飛びも追求してあり、実際そこそこ飛びます。

トウ側はスクエアな形をしており、ユーティリティのなかでもアイアン形状に近く、構えてみても非常に方向性が取りやすいモデルになっています。

そしてしっかりとスピンが入るため、グリーンが狙えるユーティリティとしてアスリートに人気が高く、いまでも探す人は多いですね。

日本男子ツアーで2週連続優勝した今平周吾選手もそのひとりで、彼がずっと手放さないクラブとしても、たびたび注目される名器です。

ロフトは19、21、24、27度、シャフトには純正でNS950GH、ダイナミックゴールドS200が装着されたモデルもありますので、ロフトが多いモデルとスチールシャフトの組み合わせで、形状どおりアイアンっぽく使ってもいいかもしれません。

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