こんにちは、ゴルフ記者のS子です。
スコアアップを目標に日々練習しているアマチュアゴルファーが多いですよね。そして、スコアをまとめるために「ショートゲームが大事」だとはよく耳にすると思いますが、みなさんはグリーン周りのアプローチは好きですか?得意ですか? S子はアプローチが苦手。いつもあまり寄ってくれないんです……トホホ。
なんで寄らないのかな~と振り返ると、いつもクラブは56度のサンドウェッジ(以下、SW)しか使っていなかったなと今さらながら気付きました(泣)。そこで、先日のラウンドでウェッジを使わず、9番アイアンのみでアプローチするという縛りプレーを試してみることに! これがドハマりしまして、今は「グリーン周りのアプローチ=9番アイアン」と考えが変わったので、今回はそんな体験レポートをしていきます!
SWを使用していたときのミスとして「チャックリ」「ダフリ」「トップ」が多いのですが(ほぼすべて……(笑))、9番アイアンはソールが広く、芝を滑ってくれるので致命的なミスにつながらない。そして、いつもアプローチはショートしがちでしたが、よく転がってくれるため、OKにつける確率がグッと上がったような気もしています!
とはいえ、ここまでの結果は想定済みで、これだけならやっぱりある程度ロフトが少ないクラブで転がしたほうが寄るんだな~と感じていたはずです。だけど、今回のラウンドで3回ほどグリーン周りのバンカーにつかまったことをきっかけに、9番アイアンの魅力(?)に気付くことができたんです!
最初、バンカーにつかまったときは「え?9番で出すの、無理じゃない?(汗)」と内心思っていましたが、同伴者に「今日はSWを使わず、9番を使う」と公言していたこともあり後に引けません(笑)。写真で見てもらうとわかりますが、距離的に20ヤードほどで、腰よりも高く打ち出さないともう一度バンカーか、難しいアプローチが残るという状況です。
正直、9番アイアンでバンカーショットをしたことがなかったので「普通にアプローチする感覚でやってみよう!」と軽い気持ちで試してみました。すると、球が高すぎることなく、グリーンエッジに着弾し、コロコロコロ……とカップへ寄ってくれたんです! 今まではバンカーに入るとSWを選び、少し深く入るとグリーンに届かない。バンカーから出ないなんてこともよくありましたから、S子的衝撃でした!(笑)
もちろんピンがまったく見えないほど深いバンカーになると、ロフトの寝ているSWでなければ脱出することができないかもしれません。だけど、腰くらいまでの高さであれば、ラクに脱出でき、あわよくばカップへ寄ってくれる「9番アイアン」のほうがスコアはまとめられるな~とS子は感じました。 みなさんにもぜひ一度、試してみてほしい!
今回の縛りプレーでアプローチの選択肢が増え、ユーティリティでも試してみよう!と思ったS子なのでした。