新製品が多く登場するなか、速く振れることでヘッドスピードがアップして、かつボールがつかまるということで売れ続けている2モデルのドライバーをゴルフステージ成城のクラブナビゲーター・吉田朋広が試打して検証した。
画像: つかまりのよさが人気の「SIMグローレ」と速く振れてヘッドスピードが上がるという「TSi1」、その実力は……

つかまりのよさが人気の「SIMグローレ」と速く振れてヘッドスピードが上がるという「TSi1」、その実力は……

「SIMグローレ」は軽く振っても高いドローが打てる

2020年10月発売のテーラーメイド「SIM グローレ」。構えた感じはカーボン部分がダークグレー系の落ち着いた感じで高級感を感じます。フェースアングルはストレートでソールの座りもいいですね。クラウン、フェース側の白い部分も狭くなり、構えやすくなっています。アップライトに見えますが、ライ角は58度とそれほどではありません。

実際に打ってみました。振り抜きがよく、軽くスウィングしても高いドローボールになりやすいです。このドライバーにも搭載されてあるテーラーメイド独自の「ツイストフェース」はハッキリわかるくらいスイートエリアが広く、ミスヒットへの寛容性も高いですね。打感は「SIM2」シリーズに近い締まった感じの弾き系ですが、硬く感じず、ヘッドスピードが速くない人でもボールスピードの速さを体感できるでしょう。

フジクラ製の純正軽量シャフトも比較的しっかりしていて(SRで振動数241cpm)振り心地はシャキッとしており、インパクト時にも当たり負けしている感じもありません。少し振りにいってもヘッドを加速させやすく、振ったぶんだけ飛距離がプラスされるような非常にいいマッチングです。
バックスピン量はやや少なめです。操作性を求める人が使ったとしても比較的操作しやすいヘッドですがボールを右へ逃がしたいフェードイメージの方はスライス回転が思ったより掛かりにくいかもしれません。

軽量ながらしっかり振っても、軽く振っても、ちゃんとキャリーが出せて、高弾道のつかまったドローボールが打ちやすいので、ラウンドの後半になるとクラブが重く感じて振れなくなり、弾道が変わってしまうというプレーヤーにとくにオススメしたいドライバーです。

もし「カスタムするなら」ですが、純正シャフトの完成度がかなり高いので、まずは硬さの違いをじっくり試してからでいいと思います。

カーボンクラウンの塗装がダークグレーで落ち着いた雰囲気を醸し出している

ある程度ボールの操作に慣れている人が飛ばせる「TSi1」

2021年3月発売のタイトリスト「TSi1」。最軽量モデルとして誕生した「TS1」の後継で、セレクトストアのみで取り扱いされているモデルです。

構えた感じは「TSi2」 の形状に近く、シャローフェースでヒール側にボリュームがあり投影面積が大きく、安心感があります。ワッグルした感じも軽量シャフトながら頼りないイメージはありまん。ヘッド後方のウェイトの効果があるようでスウィング中のヘッド挙動は非常に穏やかでインパクトゾーンでも安定感があります。

実際に打ってみました。一気にフィニッシュまで振り抜けます。純正シャフトはこのクラブのターゲットにうまく合わせてあり、振り抜きのよさはもちろん、強く振りにいっても頼りなさはなく使いやすいと思います。球離れは速く、ボールスピードの速さを体感できます。

弾道は中弾道、ボールの上がりやすい方やフェース上部にボールが当たる方は弾道がやや高くなりますのでロフトが9度を試すのがいいでしょう。ヘッド自体のバックスピン量はやや少なめです。

「TSi1」はドローバイアス設計ですが、スライサー向けの捕まるヘッドではなく、ある程度ボールをつかまえることができるプレーヤーをターゲットに合わせたヘッド設計になっていると思います。
今までよりも軽いクラブへのスペックダウンを検討している方にスムーズに移行しやすいと思いますのでオススメしたいドライバーです。多くの方に試して頂きたい「TSi1」ですがセレクトストアのみの販売というのはちょっと残念ですね。

もし、カスタムするというなら標準の設定が素晴らしいので、そのバランスが狂わないよう40グラム台のシャフトをチョイスしてほしいところです。

画像: 「TSi2」譲りで安心感のある構えやすさが魅力の「TSi1」

「TSi2」譲りで安心感のある構えやすさが魅力の「TSi1」

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