4.9万人のフォロワーを抱える人気ゴルフインスタグラマー・はるぴょんこと上山晴香さんは、ハンディキャップ「3」と5下シングルの腕前を持つ凄腕ゴルフ女子。ゴルフ歴4年で5下シングルにまで到達した彼女の上達習慣を毎週ひとつ紹介。今回は林から脱出するための考え方について。

ゴルフを始めたばかりの頃はボールを目標方向へ真っすぐ飛ばすことが難しいですよね。とくにティーショットで使用することが多いドライバーは14本のなかでもっともシャフトが長く、いちばん曲がりやすい。「あ~、また林のなかからセカンドショット……」なんて経験をしたことあるゴルファーは多いかもしれません。

私もそのうちの一人で最初は林へ入れてしまうことに焦ってしまい、できるだけグリーンに近づけようと絶対通らないであろう木と木の間を狙ったこともありました(笑)。だけど、そんな私の無茶なプレーをみた、ある先輩ゴルファーから「林に入れた後悔ではなく、次どうしたら大叩きしないか考えてみるといいよ!」とアドバイスをもらったことがあるんです。

画像: トラブルを起こした後悔より、大叩きしないためにどうするべきか考えよう!

トラブルを起こした後悔より、大叩きしないためにどうするべきか考えよう!

これはゴルフを始めたばかりゴルファーにとってあるあるだと思いますが、ティーショットが大きく曲がって林の中へ入れてしまったときに「入れた後悔」をする時間がとても長い。「なぜあんなに曲がってしまったのか?」「スウィングのどこを直したらいいのか?」というように、今起きてしまったミスの原因追及をしすぎてしまう傾向があるかなと思うんですが、これはとてももったいないことですよね。私もアドバイスをもらって、ようやく気づくことができました!

そんなアドバイスをもらった後からは、仮に林へ入れてしまったとしても一発で脱出するために「70%の確率で出る道」を脱出経路に選ぶようにしました! そうすることで、トラブルショットからの再トラブルは発生しにくくなり、スコアはまとめやすくなりましたし、「1打1打ナイスショット打ちたい」というより「ホールごとでスコアをまとめていきたい」と考えが変わり、ミスショットで一喜一憂しなくなったと実感しています。

もちろん、ミスの原因追及は上達する上でとても大事なことだと思いますが、それはラウンド後でじゅうぶん。コースにいるときの目標はスウィング改善ではなく、”スコアをまとめること”のはずですから、「少しでもいいスコアで上がるためには?」とマネジメントを考えることで、ゴルフ上達につながってくるはずですよ!

※上山さんはアマチュアのためボランティアにて協力いただきました

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