女子プロゴルファー・斉藤愛璃が新たなエースパターを探すべく、プロゴルファー・堀口宜篤をアドバイザーに最新パターを打ち比べ! 今回はオデッセイ「オデッセイイレブン」の5モデルを打ち比べた。

オデッセイの最新パター「オデッセイ イレブン」と言えば、大型のネオマレットタイプを採用し高慣性モーメントを実現しつつ、ヘッド前方にスチール、ヘッド後方下部にウレタン樹脂とアルミニウムを使用することで浅重心化し操作性も両立したモデル。

ラインナップは「TOUR LINED」、「S TOUR LINED」、「CS TOUR LINED」、「TRIPLE TRACK」「S TRIPLE TRACK」の全5種あるが、ヘッドの形状自体はすべて共通(近頃2ボールが追加された)。違いはネックの形状とアライメントラインで、ネックに関しては「TOUR LINED」、「TRIPLE TRACK」がダブルベント、「S TOUR LINED」と「S TRIPLE TRACK」がショートスラント、センターシャフトの「CS TOUR LINED」の3形状。

加えて、「TOUR LINED」とモデル名に入っているモデルはアライメントラインが白の1本線、「TRIPLE TRACK」と入っているモデルに関してはその名の通り、白の太線に赤と青の3本線を加えた、キャロウェイのボールにも採用されるお馴染みのアライメントとなっている。

画像: 堀口宜篤プロ(右)のもと、オデッセイイレブンを試打してその印象を確かめた斉藤愛璃(左)

堀口宜篤プロ(右)のもと、オデッセイイレブンを試打してその印象を確かめた斉藤愛璃(左)

ではそれぞれのモデルでフィーリングはどう変わるか、プロゴルファー・堀口宜篤をアドバイザーに据え、女子プロゴルファー・斉藤愛璃に打ち比べてもらった。

結論から言うと、斉藤がもっとも気に入ったのは1本線のアライメントにダブルベントネックを組み合わせた「TOUR LINED」。オデッセイイレブン自体のヘッド性能も含め、斉藤はこう評価する。

画像: オデッセイ「オデッセイイレブン TOUR LINED」

オデッセイ「オデッセイイレブン TOUR LINED」

「まず感じたのは打感のよさ。オデッセイのパターはツアー優勝当時も使っていましたが、フェース面の『ホワイト・ホット インサート』は打った瞬間に『あっ!』と思わず言ってしまうくらいよい打感です。軟らかさのなかにも芯がしっかり感じられて、すごく好きですね。ほかの4モデルと比べても一番ストロークが安定しましたし、転がり自体も直進性があって、いい感触です」(斉藤)

同じくダブルベントネックでアライメントが違う「TRIPLE TRACK」も打ってもらったところ「『TRIPLE TRCK』のほうが方向性は取りやすそうですが、個人的によりストロークに集中できそうなのは1本線の『TOUR LINED』ですね」と評価。試打を見ていた堀口も「1本線のほうが、斉藤プロの場合はストロークしやすそうだと、傍から見ていて感じました」という。

画像: オデッセイ「オデッセイイレブン TRIPLE TRACK」

オデッセイ「オデッセイイレブン TRIPLE TRACK」

一方ネックがショートスラント仕様の「S TOUR LINED」、「S TRIPLE TRACK」に関しては「ヘッド自体は同じですが、ネックの違いで少し印象が違いますね」と話す。

画像: オデッセイ「オデッセイイレブン S TOUR LINED」

オデッセイ「オデッセイイレブン S TOUR LINED」

「ヘッドが同じなので打感は『TOUR LINED』と変わらずいいですが、ネック形状の違いかストローク中のヘッドが動く感触が少し違いましたね。ショートスラントのほうがより動く感じで、より操作性がありそうです」(斉藤)

画像: オデッセイ「オデッセイイレブン S TRIPLE TRACK」

オデッセイ「オデッセイイレブン S TRIPLE TRACK」

そしてセンターシャフト仕様の「CS TOUR LINED」も「打ち慣れないセンターシャフトなので不安でしたが、構えてみると違和感はないし、何なら振りやすかったです。やはり食わず嫌いせず、一度試打してみたほうがいいですね」と評価した。

画像: オデッセイ「オデッセイイレブン CS TOUR LINED」

オデッセイ「オデッセイイレブン CS TOUR LINED」

「ヘッドの性能自体は同じなので、直進性や打感のよさは共通です。とくに打感に関してはオデッセイのよさがしっかり出ていますね。ネック形状はゴルファーごとに好みがわかれそうなところですが、アライメントに関してはしっかり方向を合わせたい方は3本線のモデル、感覚重視で打ちたい方は1本線のほうを選ぶといいと思いますよ」(斉藤)

協力/PGST

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