そのドライバーは何かというと、タイトリストのニュードライバー「TSR」だ。先日、アメリカの公式サイトでツアーシーディングが発表され、現在「TSi2」の後継とされる「TSR2」、「TSi3」の後継とされる「TSR3」、「TSi4」の後継とされる「TSR4」の3モデルが確認されており、米ツアーではすでにプロたちが使い始めている。
日本でのデビューは未定とのことだったが、北陸オープンの練習日、サービスカーで「TSR」の姿を発見! さっそくテストを開始したプロの話を聞いた。
「TSR2」を使ったのは勝俣陵と貞方章男。
「ヘッド形状が『TSi2』よりもシャープに見えて、構えやすくなりました。飛距離は確実に伸びてると思います。高くて強い弾道が安定して打てるのがいいですね」(勝俣)
「『TSR2 』は『TSi2』 に比べてスウィングした際、風の抵抗を受けにくくなったように感じました。ヘッドの見た目も美しく、振ったときのバランスが良いので、スクエアにしっかりとフェースにボールが当たってくれますね」(貞方)
飛距離性能、弾道の安定性が上がっているようで、貞方がいうように実際にヘッドを見ても空力面がブラッシュアップされているのがわかる。
「TSR3」を使った阿久津未来也は
「『TSR3』は、『TSi3』よりもさらにシャープになって振り抜きやすくなった感じです。
フェース面がより見えるようになって、つかまりやすい印象ですね。実際に打ってみると、『TSi3』はトウ側にミスするに傾向があったのですが『TSR3』は安定して芯に当たってくれますね」と明らかに進化したのがわかるとのこと。
勝俣と阿久津はすぐにチェンジして本戦でも使用。阿久津は6アンダーで初日トップに立っている。
また詳細がわかればレポートしていきたい。