私は週5ほど練習をするため、いつもの練習が「ラウンド前日」ということはありますが、「しばらく練習していないから、ラウンド前に球を打っておこう」と前日に練習場へ足を運ぶことはありません。でも見ていると、プレーの前日にあえて練習しているゴルファーが多いかな~という印象があります。たしかに”久しぶりのゴルフ”となると、前日に球を打ちたいという気持ちはわかります。
だけど、いざ練習すると「どうしよう、全然当たらない……」と不安だけが残ってしまうケースって少なくないと思うんです。みなさんはそんな経験ないですか? 私は週5練習していますが、何度もコレを経験をしています(笑)。そこで今回は「前日に当たらない」症状が起きてしまったときにやっていることをお話していきます!
まず、前日に練習するときは「球を打つ」ではなく「狙ったとこに打つ」ことを前提にしています。というのも、ラウンドに向けて気合いが入っているぶん"振り過ぎてしまう"傾向があるから。前日の練習では翌日のラウンドを想定し、100ヤード以内の看板をしっかりと狙って、ターゲットに対して丁寧にアドレス。そして、ターゲットに打てているかを1打1打確認していく。このときにターゲットより右へ飛んでいたら、アドレスを修正……というように私は微調整しています!
「球を打つ」と考えてしまうとついつい振りにいってしまうもの。そしてなかなか芯に当たらず、修正できずに不安だけ持ち帰ってしまうことも……。ゴルフでスコアをまとめるためには、ショートゲームがカギになりますから100ヤード以内の看板に「狙う練習」をするほうが、翌日のラウンドにいいイメージをもてると私は思いますよ!
とはいえ、調子が悪い日というのはあります。100ヤード以内の練習していても「まともに当たらん!」なんてときは50ヤード以内の看板で狙う”アプローチ練習”に切り替えています。そうすると、フルスウィングで当たらない原因に気付くこともできると思いますよ。私はそうでした!
私の場合、ラウンド前日に「全然当たらない」症状が出てしまうときは、振り過ぎてしまっていることがほとんど。だけど、振り過ぎていることに気付けなかったりするので「ラウンド前日のルーティン」と「調子悪いときはアプローチだけする」というように決め事をしておくと、不安は残りにくいかもしれませんよ!
※上山さんはアマチュアのためボランティアにて協力いただきました