初ラウンドで116!
――まずはゴルフを始めた時期と、きっかけを教えてください。
土屋:今年の6月に入ってから始めました。きっかけは、4年ほど前に知り合いの方から「ゴルフは素晴らしいスポーツだからやったほうがいいよ」って勧められて。クラブも買って、そろそろ始めようかという時にコロナ禍になって、そのままになっていたんですけど、やっと始めることができました。
――練習はどうしているのですか。
土屋:女性誌のゴルフ特集で紹介されていたスクールが近くにあったので、それで習い始めました。今は、7番アイアンとドライバーを中心にしてスウィング作りをしています。自分の好きなように振ると腰が回っていなくて腕だけでアウトサイドインに振ってしまうので、しっかり腰を回してクラブを振れるような練習をしています。
――得意なクラブなどはありますか。
土屋:そうですね……調子がよければドライバーは気持ちいいなって思います!苦手なのは5番ウッドで、まだ仲が悪くて(笑)。得意と言っていいのか分かりませんが、お気に入りはハイブリッドです。打ちやすくて、球も安定してまっすぐ飛んでくれるので、いちばん出番が多いクラブになります。
――ドライバーショットはどのくらい飛ぶんですか。
土屋:この前、室内の計測器で179ヤードかな、出たんですよ。その瞬間、喜びの舞を舞っていました(笑)。
――それだけ飛ぶなら、実際にコースで打ってみたくなりませんか。
土屋:あ、もう時々コーチと一緒に出てラウンドレッスンをしてもらっていますし、普通のラウンドも1回、やっているんですよ。
――もうコースに出られているんですか。
土屋:はい。じつは、知り合いの方々から7月初旬のラウンドに誘って頂いていて、それに間に合わせるためにスクールに入ったんですよ。すごくがんばりました(笑)
――初ラウンドのスコアをお聞きしても?
土屋:一緒に回った方々に凄く甘やかして頂いて「116」でした。
――凄いですね!
土屋:いやいや、「空振りは練習だからノーカウント」とか、優しくして頂いたラウンドでしたから。
――初ラウンド後、いかがでしたか。
土屋:コーチとのラウンドは、レッスンだから割と気軽にラウンドができるんですけれど、知り合いの方とのラウンドとなると、いくら気心が知れた仲でも申し訳ないという気持ちが出て「まだコースに出るの早かったぁ~!」って独りでボソボソと呟いて落ち込みながら回っていました。
「初心者だからできないのは当たり前。長年やっててもなかなか思うようにできないものなんだから大丈夫!」って励ましてくださるんですけど、申し訳ない気持ちのいっぽうで「悔しい!」って感じましたね。やっぱりちゃんと楽しく回れるようになるまでは頑張りたいし、もっとうまくなってやる! ってすごく思いました。
――土屋さんは明治大学在学中に応援団バトン・チアリーディング部に所属し、日夜ハードな練習で心身を鍛えていたとお聞きします。この学生時代のチアリーディングでの経験で、ゴルフのスウィングに活きていることってありますか。
土屋:動きというより、フィジカル的な部分ですね。チアってダンスだったり、組体操みたいなスタンツっていうのがあって、どちらも体幹が強くないとできないものなんですけど、コーチからは、そこで鍛えた軸の強さだったりとか、あとはトレーニングで培ってきた下半身の筋力がゴルフに活きていると思うよって言っていただきました。
――一緒に回っている方のプレーに「ナイスショット!」っていうチアはお得意でしょうね。
土屋:それが、人からチアしてもらうばかりで、まだまだ人をチアする余裕がないですね。でも、チアできなくても笑顔でいようとは思っています。
――今使っているクラブはどこのメーカーのモデルですか。
土屋:キャロウェイの「ソレイル」というハーフセットです。最初に始めようと思ったのが4年前くらいで、当時買いました。フルセットだとまだ扱いきれないと思って。今は丁度いいですし使いやすいです!
よく「最近のクラブの進化は凄いから数年前のクラブとは打ったら全然違うよ」とか聞くと、(買い替えようか)う~んって感じなのですが。まあ、もう少し上手くなったら自分の上達に合わせてクラブを選べたらなって思っています(笑)。
――買って“温めて”おいたわけですね。
土屋:ゴルフ場に行ってから、初めて使う番手も何本かありまして、ヘッドについているビニールをピリピリって剥がして、ちょっと恥ずかしかったです(笑)土屋:苦手なクラブは5番ウッドなんですけれど、何とか仲良くなりたいと思って、現在、練習中です。グリーン周りでは以前はパターで転がしたりしていましたけど、最近はなるだけピッチングウェッジとかサンドウェッジで上げて乗せるようにしています。
――土屋さんが思うゴルフの魅力について教えてください。
土屋:ゴルフってずっと練習を続けていると「ハッ、今、成長した」って思うことがあるじゃないですか。
――“開眼”ってやつですね。
土屋:それです(笑)。それで病みつきになっちゃって!いつまでも追求し続けることができる、長く続けられる趣味にできるものですよね。だから、家族を含めて周囲の近しい人との絶好のコミュニケーションの場になるかなと思うので、そこが魅力かなと思います。
――ご家族でゴルフを通じてのコミュニケーションとかはありますか。
土屋:祖父はゴルフが大好きだったみたいなんですけど、両親も妹弟もゴルフ経験がなくて。でも妹(太鳳)がゴルフを始めようとしているという話を聞いたので、そうなったら弟(神葉)も誘って、いつか兄弟でラウンドしたいなって思います。3人とも向上心が強いタイプなので、喜びも悔しさも全開でゴルフがしたいなって思っています。私はまだゴルフを始めたばかりなのですが、やるからには楽しみながらも本気で取り組んでやりたいと思っているので、その成長ぶりを見て頂けたら嬉しいです。