ギャラリープラザは通称「ギャラプラ」と呼ばれトーナメント会場の昼食や休憩場所として、必要不可欠な存在になっている。トーナメントを主催する企業の社会的な取り組みや自社製品を配布したり来場者に対してアピールできる場にもなっているから、それぞれのトーナメントで特色が出るのも面白い点だ。
農業も盛んな千歳市だけに豊富なメニューからグルメを楽しめる
「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」の開催される千歳市は、北海道の玄関口となる新千歳空港を有し、盛んな農業と陸・海・空のアクセスのよい工業団地だけでなく、陸上自衛隊東千歳駐屯地、北千歳駐屯地、航空自衛隊千歳基地の3つの防衛施設 が所在している。そのため出店するフードメニューも豊富で、さらに現役自衛隊員が使用する車両など、普段目にできないものが展示されており、なかなか面白い。
3つの駐屯地が所在する自衛隊の町でもある千歳市ならではの自衛隊車両の展示
メインスポンサーを務めるのはエンタテインメント企業の「セガサミー」。地域の取り組みを支援しつつ、Eスポーツ体験などオンラインで楽しめるコンテンツを提供することで特色を出している。
メインスポンサーのセガサミーの特色を生かしたEスポーツ体験コーナーやオンラインゲームのUFOキャッチャーが人気だ
プロスポーツとしても発展しているEスポーツの分野だが、高校の部活にEスポーツ部を取り入れている学校は400校にも上り、ゲームを通して対戦することで競技としても注目されている。ギャラプラでは、Eスポーツのトッププレーヤー2名がが2名が来場し、遊び方を指導したり対戦したりして盛り上がっていた。実際に高校のEスポーツ部の女子学生とプロゲーマーのlive選手の対戦はかなり白熱した勝負を繰り広げていた。
対戦型のゲームでプロゲーマーlive選手（右）と対戦する高校のEスポーツ部に所属する女子学生（真ん中）
UFOキャッチャーもオンラインで楽しめるようになっていて、今回はその場で景品の人気キャラクター「ソニック」を抱えて持ち帰ったり、お菓子を選んだりしていたが、通常は獲得した景品が配送されてくるようになっているという。
オンラインUFOキャッチャーで人気キャラのぬいぐるみを持ち帰る子供の姿も見られた
トーナメント観戦を思い出の1ページしてもらえたらと、選手たちも観戦する親子連れにはボールをプレゼントする姿をあちこちで見られるが、観戦だけでなく親子で楽しめるイベントが用意されていることは嬉しい限り。夏の思い出作りにトーナメント観戦に出かけてみてはいかがでしょうか。
