
サービスカーで「有村P ロフト立てる用」と貼られた、ニューモデルらしきドライバーのヘッドを発見! 新しい「インプレス」なのか?
トーナメントへ取材に行くとプロが練習ラウンドしている間は、プロのクラブを調整している各メーカーの「サービスカー」へ顔を出し、ギアの情報を集めるのが取材陣のルーティンだ。ここでプロのクラブの調整法を見つけたり、発表前のとんでもないクラブにばったり遭遇することも少なくない。
今回もサービスカー巡りをしていると、ヤマハのサービスカーで何やら「有村P ロフト立てる用」と書かれたヘッドを発見した! 見たことのないプロトタイプだ。
ヤマハとクラブ契約をする有村智恵といえば、クラブに対してのこだわりが深いプロとして有名で使用中のドライバーは「RMX116」。名前の通り、2016年のモデルを長く愛用し続けている。
どうやらドライバーの最終調整をおこなっているようで、ヤマハのツアー担当の久保氏によると
「有村プロにテストしてもらうと、いま使っている『116』より飛んでいました。飛びだけでなく方向性が安定していることと、構えやすさも気に入ってくれたようです。実際に試合でも試してみたいとのことで、いま調整しているところです」とのこと。

クラブにこだわる有村プロが飛距離が伸びた、という新しいドライバー。実戦投入間近と思われる
ブルーを基調としたカラーリングでヘッドには「inpres」(インプレス)の文字が確認でき、ヘッドの後方には「COUNTERWEIGHT SYSTEM」と書かれている。確かに今年は順番的に「インプレス」のニューモデル登場の年だが、ヤマハの契約プロであるなら本来「RMX」ブランドを使うはず。それに関係なくこのプロトタイプを使おうとするということは、それだけ性能が高かったともいえる。
写真はOKが出たが、実際に手に取って確かめることは残念ながらできなかった。
ヘッドに描かれた「DRIVE STAR」はモデル名なのか? 「インプレス」のまったく新しいモデルなのか? 「UD+2」は別に存在するのか?
有村プロの使用をはじめ、また続報が入り次第、お伝えしたい。