こんにちは、ゴルフ記者S子です。 まだまだ暑い日が続きますが、ベストスコア更新に向けて練習に励んでいる方も多いのではないでしょうか? S子も週末に練習場へ行きましたが、打席いっぱいにゴルファーがあふれていましたよ!
さて、練習場へ行くゴルファーは「上達したい!」「いいスコアを出したい!」と目標をもっている方が多いですよね。S子もそのうちの一人で黙々と練習する派ですが、以前から気になっていた最新機器を導入している施設があるんです。
それは今年7月オープンしたばかりの「青山パークナイン」という複合型ゴルフ練習施設なのですが、ショットだけでなく、アプローチやパターなどショートゲームの練習環境も整っているという噂なんですよ~! これは気になる!ということで、さっそく行ってきました!今回はその模様をレポートしていきます!
外苑前駅から徒歩7分のところにある「青山パークナイン」の特徴は大きく分けて3つ。まず一つ目目はPGAツアーで活躍する世界のトップ選手たちが愛用するゴルフシミュレーター「FULL SWING(以下、フルスウィング)」が導入されているという点!
「フルスウィング」は赤外線とハイスピードカメラの技術を統合した唯一のゴルフシミュレーターで、タイムラグなくショット弾道をスクリーン上で再現できるらしい! S子は仕事柄、さまざまなゴルフシミュレーターを体験していますが、フルスウィングはスクリーンに「当たった場所」から「当たった瞬間」再現されるため、リアリティ感がすごい。まるで本当のコースにいるような感覚になるな~と私は感じました!
また同施設には「TIGER ROOM(タイガールーム)」というタイガー・ウッズの自宅にあるシミュレーションルームをそのまま再現した個室あるんです! 「フルスウィング」はもちろんのこと、打席の足元は2000を超える高分解能圧力センサーで構成されたバランスプレート「SWING CATALYST(スイングカタリスト)」も設置されていましたよ~!
さて、続いて二つ目は「アプローチスペース」があるという点。インドア練習場というと、打席のみ設置している施設が多い印象ですが「青山パークナイン」は10~17ヤードほどの距離のアプローチが打てる打席がふたつあるんです。ボールが着弾する人工芝の下に土を敷いているため、よりリアルに球の転がりを確認することもできて、黙々と練習してしまいます(笑)。
足元には全方向に傾斜するスウィングプレートが設置してあるため、苦手な傾斜地を再現して練習することができるんです! S子はよくミスする「つま先上がり」の傾斜に設定しましたが、つま先下がり、左足上がり、左足下がりなど自由自在。自分の苦手なライを集中的に練習できるのはとてもうれしい……!
そして三つ目は、S子が最も面白いと感じたパッティンググリーン! こちらはアジア初導入「VIRTUALGREEN」と呼ばれるもので、ボタン操作でグリーンの傾斜角度を変更できるというゴルファーなら一度は体感したい最新機器。リアルな地形を形成できるため、苦手なラインを克服するためにはピッタリ!
さて、S子が苦手なのはスライスライン。自分でスライスラインを探して、そこから打つこともできますが、ちょっと面倒(笑)。ですが、「VIRTUALGREEN」はモニターで打つ場所を決め、ボタン操作でライン(地形)を変えることができるんです。つまり、ボタン操作ひとつで同じ場所からフックラインにもスライスラインにもなるということ!すごすぎ。
さらに驚くなかれ。パットラインを表示することはもちろんのこと、ラインに対して推奨の振り幅とストロークスピードも反映されるんです。これは個人の好みにもよるため、傾斜だけあればいいというゴルファーもいるかもしれません。だけど、S子は振り幅とストロークスピードを反映させて、何度も反復練習しちゃいました!
またゴルファーによってタッチの強さはバラバラで、強めのタッチの人もいれば、ジャストタッチの人もいますよね。同じ距離、同じラインでもボールが通る道は異なってくると思うんです。そんなときに便利なのが「power」という設定で、反映されるパットラインも変えることができるらしいですよ~!
最初はパットラインを表示させ、反復練習。その後ラインを非表示にし、きちんと打てるのか、チェックするといった練習。もちろんその反対もいいですよね。機能が充実しているからこそ、自分に合った質のいい練習ができるはず!
ショットだけでなく、アプローチはパッティングなどショートゲームの練習環境が整っている「青山パークナイン」。同施設は会員制ですが、施設の体験もできるみたい。興味を覚えたゴルファーは一度、足を運んでみてはいかがでしょうか? ゴルフ好きにとって「楽しい!」が詰まった、まるで夢の国のような施設だと思ったS子なのでした。