フェース面にはサイン入り
フェース面ヒール側に赤いドット、トウ側には赤い文字で「T.W.」、そしてバックフェース側には赤いドットと「TIGER WOODS」の刻印が入った、スコッティ・キャメロンのニューポート2。スコッティ・キャメロンの鑑定書も付属された、まぎれもなくタイガーのために作られた“バックアップ”パターが、2022年8月末よりアメリカのゴルフ専門のオークションサイト「ゴールデンエイジゴルフオークション」に出品されている。
タイガーのために作られた、タイガー仕様のニューポート2。バックアップ品とは言え、その価値は非常に高い。同サイトによれば、スコッティ・キャメロンがタイガーのバックアップパターを製造するのは年に1~2モデル程度。それだけそもそもの数が少なく、オークションにかけられる機会も滅多にないからだ。
しかも今回出品されたパターのフェース面には、なんとサインが書かれている。同サイトによれば、今回のパターは2005年のチャリティーイベントにてタイガー自身がオークションにかけたモデル。つまりタイガー本人が実際にパターを手にし、サインを書いているということ。それを出品者の両親が落札し、17年の時を経て再びオークションにかけられたのだという。
タイガーのバックアップパターは過去にもオークションにかけられたことがあるが、本人のサイン入りとなれば、コレクションとしての価値はより高まることだろう。ちなみに過去最高の落札額は39万3300ドル。そして現在出品中のパターに関しては2022年9月7日17時時点で、入札開始時の5000ドルから、24万8922ドル(約3583万円)まで価格が跳ね上がっている。オークション終了までまだ10日以上の猶予があることから、価格はさらに上がることが予想される。果たしていくらで落札されるのだろうか?