テーラーメイドのニューモデル「ステルス グローレ」のフェアウェイウッドをプロゴルファー・堀口宜篤が試打! どのような性能になっているのか確かめた。

ついに発売を迎えた、テーラーメイドのニューモデル「ステルス グローレ」。ドライバーはもちろんフェアウェイウッドに関しても、2022年2月に発売した「ステルス」シリーズを踏襲しつつ、「グローレ」シリーズのやさしさを取り入れた仕上がりとなっている。

「ステルス グローレ」のフェアウェイウッドの特徴は、徹底した低重心設計。75グラム(3番の場合)ものスチールウェートをソールに搭載し、ボディはチタン、クラウンはカーボンとマルチマテリアル構造を採用することで、飛距離と寛容性、そして高弾道を実現。

また、フェースには反発性能の高いZATECチタン製のツイストフェースを採用。フェース下部のミスヒット時のスピンを抑制する貫通型スピードポケットも搭載し、寛容性も高められているという。

画像: テーラーメイド「ステルスグローレ」フェアウェイウッド(写真は3番、ロフト15度)

テーラーメイド「ステルスグローレ」フェアウェイウッド(写真は3番、ロフト15度)

構えた際の見た目も「『ステルス』と比べるとやさしさを感じられます」とプロゴルファー・堀口宜篤は言う。

「『ステルス』はヘッドが黒いのもあって、締まっていて強い球が打てそうなイメージでしたが、『ステルス グローレ』はクラウンは黒、フェース周りに膨張色の白が入ってフェースは黒と、フェース周りにグラデーションができているおかげで、よりボールが上がりやすそうな印象を受けます。見た目の印象もあって実際のヘッド体積の差以上に大きく見え、形状もペタッとしていて横に長く、よりシャローですね。とにかくボールが上がりやすそうな印象を受けます」(堀口、以下同)

画像: ステルスグローレ(左)とステルス(右)のアドレスルックの比較(いずれも3番)。ヘッド形状はもちろん、クラウンに白色が入っていることでよりボールを上げやすい印象をステルスグローレからは感じると堀口は言う

ステルスグローレ(左)とステルス(右)のアドレスルックの比較(いずれも3番)。ヘッド形状はもちろん、クラウンに白色が入っていることでよりボールを上げやすい印象をステルスグローレからは感じると堀口は言う

では「ステルス グローレ」の5番ウッド(ロフト18度)にフジクラと共同開発した「スピーダーNX for TM」のSフレックスを組み合わせたモデルで試打した際のデータの平均値と、インプレッションを見てみよう。

【堀口のステルスグローレ(5番)の試打結果】
HS42m/s キャリー205Y トータル220Y 打ち出し角15.6度 ボール初速61.1m/s スピン量3742.3rpm

「ボールの上がりやすさは5番にしては結構高めに出ています。ボールも拾いやすいですね。ヘッドが大きいぶん、『ステルス』よりソールを滑らせるイメージが湧きやすいですし、安心して打てます。意外だったのが、ボールの高さに加えて球も強いこと。反発力の高いZATECチタン製のツイストフェースのおかげでしょうね。少し弾く感じがありますが、フェースに吸い付いて乗っている感触もたしかに感じられます」

堀口曰く「強く打とうと思えばちゃんと低めに飛んでいくし、高さを出そうと思えばしっかり出ていく、意外とどちらも打てるフェアウェイウッド」とのこと。ボールを拾い上げやすい形状なぶん「ラフからのショットでは、ボールを下をくぐってしまいそうという不安要素もある」と堀口は指摘するが「ターゲット層を考えると、ラフからFWで打つことを想定するよりも、フェアウェイから打ったときのボールの上げやすさを重視しているデザインですね」とある意味割り切った設計を評価した。

「純正シャフトのスピーダーNX for TMも結構しなってくれるので、フェアウェイウッドでボールが上がらないなんて方にはコレ!  という1本ですね。ヘッド形状とソールのウェートの影響による低重心設計によって球の高さが非常に出やすいです。加えて球も強く、本当に『やさしく飛ばせる』という印象です」

協力/PGST

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