“芸能界一飛ばす男”を標ぼうするタレントのユージが、ドラコン大会「あなたが主役のドラコン選手権」に挑戦。まずは決勝進出を目指し、9月24日に千葉県・長江ゴルフクラブにて開催された東日本地区の予選会に出場。その模様をレポートする。

ユージがドラコン大会に挑戦するのは今年で2度目。初参戦となる昨年は「ジア・メディカルCUP 2021 日本ドラコン選手権」(「あなたが主役のドラコン選手権」の前身大会)に出場し予選を突破したものの、決勝大会では1セット、2セット共に持ち球の6球すべてファールという結果になり、次のステージに進めなかった。

この1年目の悔しさを胸に、挑戦2年目となるユージの今年の目標は、決勝ラウンドで最終ステージに残ることだ。

「去年と比べて、メンタル的にはメチャメチャ落ち着いています。去年初めてドラコンに参加した時は、『当たれば飛ぶ』っていう感じだったので、大会前の練習も飛ばすことばかりやってきちゃっていたんです。それで、結果、決勝戦では6発中全部グリッドに入らずに記録なしで終わってしまった。それを踏まえて、この一年は、飛んで曲がらないという『抑える』打ち方を練習してきました。その結果、普段の友人とのラウンドでも300ヤード以上飛んでコース内に収まるドライバーショットが打てているので。今回は、去年のように全部マン振りで1球でも入ればいいという『攻め』ではなく『守り』の戦法でいきます」(ユージ)

意気込み過ぎた前回の失敗を踏まえ、2度目のドラコンチャレンジとなるユージが掲げたテーマは「日常」。今回はティーも普段のラウンドで使うティーを持参し「これはドラコン大会じゃない、普通のドライバーショットだ」というイメージで臨むという。

自分の打順が訪れる前に「ドラコン」という飛ばしに特化した競技を小まめにチェックするユージ。この日は時折激しい雨が降り注ぐ中での大会であったことから、雨の日の時の飛ばしのチェックポイントをゲットした。

「雨の日なので、慣れている皆さんはタオルを多めに持参して、こまめにフェースをボールを拭いていますね。これは水が付着することによってボールがドロップしての飛距離ロスを防ぐためですよね。これは大事だな」

さて、コールが掛かり、ユージがセットアップに入る。今回の予選ラウンドの同組は、奇しくも去年の同大会の予選の対戦相手と同じ。ユージは右打席で予選通過を狙う。

ドラコン大会のレギュレーション(規定)は、2分30秒の持ち時間以内に持ち球の6発を打ってグリッド内に入った最長飛距離を争う競技だ。さて、ユージは宣言通りこの予選を“日常”に変えて、力まず抑え気味に打つことができるだろうか。

画像: ドラコン大会「あなたが主役のドラコン選手権」の予選に参加したユージ。果たして結果は?

ドラコン大会「あなたが主役のドラコン選手権」の予選に参加したユージ。果たして結果は?

ユージの1球目は、普段通りのスウィングでドローボールで、コース内のセンターをキープした模様。直後に「センター300ヤードオーバー!」と実況の声。これに気を良くしたユージだが、2球目は右、3球目も右、4球目も右、5球目は左、6球目も左に。

しかしなんと、1球目の飛距離が335ヤードを記録。これは前日に同会場で行われていた別の予選を含めても最長飛距離。ユージは予選ラウンドを1位で通過することとなった。

雨中でも335ヤードというビッグドライブを叩き出したユージ。その秘訣は「ドラコンと言えどマン振りではなく7割で振ること」だという。

「1球目はマン振りの7割くらいの力加減で振りました。普段のラウンドもそのくらいで振っているんですね。7割以上に力を入れて振ってしまうと、もちろんうまく当たれば飛ぶんですけど、でも体のいろんなところに余分な力が入ってしまい、インパクトでブレが出てしまうので、7割に抑えて振っています。7割くらいで振るのが一番バランスがいいスウィングになるので、結果的には飛距離も出るということがわかってきました。予選ラウンドの最初の1球目は割と抑えて打ったので普段のラウンドの感じで振れましたね。それが300ヤード超えでいきなりグリッド内に入ったから安心しましたね。でもそれ以降、安心して力が入っちゃいました。予選最終ラウンドに向けて新たな課題が見つかりましたね」(ユージ)

予選を1位で通過したユージの元には、いろいろな人が声を掛けてくる。予選に参加し、280ヤードを飛ばした中学一年生。なんとユージと同じ小学校出身の5年先輩との偶然の出会いも。ユージは「前回も感じたことですけど、ドラコンの良い所は、打席に立った時はバリバリの勝負なんだけど、終わったらお互いに声を掛け合うという明るさがありますよね」と、ドラコン大会が単なる飛距離を競う場ではなく、ゴルファー同士の交流の場でもあることを認識した。

さて、いよいよ11月4日に開催される決勝大会への切符を予選最終ラウンドに。条件は上位2名のみという狭き門だ。予選と同じ右打席から打ったユージの1球目から4球目はファウルが続くものの、5球目に349ヤードを記録するビッグドライブ。6球目もファウルとなり、349ヤードが最終記録。そしてユージの最終結果は1位とわずか5ヤードで3位。惜しくも決勝戦への進出は果たせなかった。

画像: 予選最終ラウンドに進出し、349ヤードを飛ばし3位となったユージ。1位とは5ヤード差で惜しくも決勝大会への進出は果たせなかった

予選最終ラウンドに進出し、349ヤードを飛ばし3位となったユージ。1位とは5ヤード差で惜しくも決勝大会への進出は果たせなかった

354ヤードを叩き出し、1位で決勝戦へ駒を進めた通過の高橋一樹さんは「ユージさんとは僅か5ヤードの差。僕はドラコンを始めたのが5~6年前からなので、去年から始めたユージさんとの経験の差だけだと思います」とユージの健闘を称える。353ヤードを飛ばし2位となった長島悠真さんは「小学校2年の時に2年間だけゴルフをやってその後に辞めていたのが、社会人になってからゴルフをまた始めて、人より飛ぶということでドラコンに参加するようになりました」と、奇しくもユージとまったく同じゴルフ歴だった。

今回は惜しくも予選通過を果たせなかったユージだが、ドラコンへの熱は以前燃えている。次回の活躍に、乞うご期待だ。

画像: 【快挙】飛ばし屋タレント・ユージがドラコン大会で349ヤードを記録!決勝進出なるか?! www.youtube.com

【快挙】飛ばし屋タレント・ユージがドラコン大会で349ヤードを記録!決勝進出なるか?!

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