練習場ではロングゲーム中心、コースでショートゲーム中心に練習している!
今回は日本初のPGAトーナメントであるZOZOチャンピオンシップに、兼濱開人が指定練習日から毎日現地に入って100切りを目指すアマチュアゴルファーに必要なポイントを見つけてきました。
練習日と初日・2日目をみて100切りを目指すゴルファーにも参考になるポイントを、練習日編・試合編に絞って解説します。

PGAツアーメンバーたちはどのように練習している?(写真は2022年のZOZOチャンピオンシップ 撮影/岡沢裕行)
まずは、練習日を2日間観て感じたポイントを上げます。
選手それぞれの課題意識もあると思いますが、PGAメンバーの多くが「えっ? こんなにドライバー練習するの?」というくらいロングアイアンやドライバーを打ち込んでいました。いっぽうコースでは、ショットを距離感やコースの確認程度に打っていって、グリーン周りのアプローチを入念にしていました。
ストロークゲインドでの評価が一般的なPGAツアーなので、ロングゲームの重要性を意識した練習配分と実戦的なショートゲームの練習法はかなり効果的ではないかと思います。
とはいえ「トーナメントの会場だからできることでしょ!」とか「それ、あなたの感想ですよね?」という声が聞こえてきそうです。でも、日本でも同じような練習ができる環境があります! それはショートコースに行くことです。
ショートコースは練習場と併設されてたり、練習場に近い環境にあることが多いです。練習場ではロングゲームを磨いて、ショートコースでショートアイアンのショットやグリーン周りからのアプローチ・パターを磨く、というのはすごくアリですね!
ショートコースのグリーンはコンパクトなことが多いので、グリーンを外すとどこからでもPGAツアーのような難しいアプローチが残りますし、なるべく難しいアプローチを残さないマネジメントも身につくでしょう。

ショートコースでショートゲームの実戦的な練習を行うのがオススメ(写真は千葉県・北谷津ゴルフガーデン 撮影/増田保雄)
100切りやライバルとの差をつけるために、ショートコースを活用してPGAメンバーと同じような環境で練習に取り組んでみてはいかがでしょうか?