現在、たくさんのモデルとバリエーションが登場しているオデッセイのパターですが、オデッセイのパターと言えば多くの人が思い浮かべるのが初代の「ホワイトホット」じゃないでしょうか。
ウレタンカバーのボールが主流となり始めていた当時、そのボールのカバーと同じ素材をフェース面に使うという誰も思いつかなかったアイデア。いまでは何の違和感もありませんが、パターのフェース面を白にするという新しい発想、センセーショナルなパターがこの初代「ホワイトホット」でした。
もちろん、ボールとフェースインサートとの相性は抜群で、打感が軟らかいのだけど芯があってタッチが出しやすいと、ツアーでは削り出しパターの人気が高かった時代でしたがプロも次々にチェンジ。ウン十万という削り出しパターに対してホワイトホットシリーズは1万円台、それでツアーでの勝率がグングンと上がっていくのですから、とんでもないコストパフォーマンスの高さです。
その中でも人気で代表的なモデルといえば、オーソドックスなマレット型の「#5」です。
日本では丸山茂樹選手がトリコロールのグリップを入れて使ったり、谷口徹選手が使って派手なガッツポーズで優勝したりして(谷口プロはいまでも使用)、ツアーでも浸透。
ソールの刻印の中のドットの数が違うモデルがあるのですが、プロは「2ドット」のもの使用しているということでゴルファーたちは血眼になって探したものです。
この「ホワイトホット」インサートも最新の「OG」を含め、たびたび復刻されていますが、この初代のもの、芯のある打感が最高というプロがあとを絶ちません。
いまでも使えるパフォーマンスのよさと最高の打感を知りたいとう人は「2ドット」で探してみるのはいかがでしょう。