今週末(10月28日から30日)LIVゴルフの今季8戦目にしてファイナルとなるチーム戦がおこなわれる。舞台はフロリダ州マイアミ郊外のトランプ・ナショナル・ドラールのブルーモンスター。かつてWGC-CA選手権が開催されタイガー・ウッズが得意としたコースでもある。現在はトランプ元大統領の所有となりツアーの開催コースから外れたが、池が絡むホールが多く難易度は高い。そこで4人1組の12チームが激突するのだがそのフォーマットや賞金は?
画像: LIVゴルフ最終戦に出場するフィル・ミケルソン、ブルックス・ケプカ、キャメロン・スミスらの錚々たるメンバー。参加するビッグネームも増えてきた(写真/Getty Images)

LIVゴルフ最終戦に出場するフィル・ミケルソン、ブルックス・ケプカ、キャメロン・スミスらの錚々たるメンバー。参加するビッグネームも増えてきた(写真/Getty Images)

大会前のプロアマにはトランプ氏が出場しPGAツアーがLIVゴルファーを排除した件について批判的な持論を繰り広げた。ちなみに彼はLIV擁護派である。

準々決勝がおこなわれる28日はこれまでの7試合で上位に名を連ねる4チームが初戦を免除される。ダスティン・ジョンソン率いる4エース、ブライソン・デシャンボー擁するクラッシャーズ、セルヒオ・ガルシア率いるファイヤーボールズ、ルイ・ウーストハウゼンら南ア勢が集結したスティンガーが初戦免除の4チーム。それ以外の8チーム32名がチーム対抗のマッチプレーで激突。4人のうち2人がシングルスで対戦し残りの2人がフォーサム(1つのボールを2人が交互に打つ)で対決する。

勝った4チームが土曜日にシード組(初戦免除)と前日と同じフォーマットで対戦。勝ち残った4チームが最終日に完全ストロークプレーで雌雄を決する。

賞金総額5千万ドル(約73億円)の分配は以下の通り。優勝チームには1600万ドル、すなわちおよそ24億円だから1人当たり6億円が支給されることになる。

2位が800万ドル(約12億円)、3位が600万ドル(約8億4千円)、4位が400万ドル(約6億円)。土曜日(2日目)に敗れたチームには300万ドル(約4億2千万円)、初戦敗退のチームにも100万ドル(1億5千万円弱)が与えられる。つまり出場しただけで最低でも4千万円近い額が支払われるということだ。

メジャー18勝のジャック・ニクラスが現役時代に稼いだ賞金の総額は573万ドル(約8億5千万円)。いくら時代が違うとはいえ優勝チームが24億円稼ぐとは金銭感覚がおかしくなるレベルである。これがすべてサウジアラビアが自国の人権問題やテロとの関わりを指摘されている問題をカモフラージュするためのマネーロンダリングならぬ、スポーツウォッシングが目的で、同国のオイルマネーから捻出されているのかと思うとやはり疑問が生じてくる。それでも選手たちのゴルフに賭ける情熱は純粋だと信じたいが……。

大会初日の注目カードはゴルフ人生のピークでLIVに移籍したキャメロン・スミスとメジャー6勝のフィル・ミケルソンとの対決(シングルス)。実力からいえばスミスだがマッチプレー巧者といえばミケルソン。PGAツアーではもう2度と見ることはできない対決がLIVで見られるというのも何とも皮肉な話ではある。

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