シード選手として2年目のシーズンを終えた菅沼。優勝こそなかったが、メルセデスランキング8位と大躍進を遂げた。出場33試合でトップ10フィニッシュは15回。平均ストロークは6位と、1年を通して安定した成績を残した。笑顔が絶えなかった菅沼の2022年を写真で振り返ろう。
画像: グローブを握りながらピースサイン(撮影/大澤進二)

グローブを握りながらピースサイン(撮影/大澤進二)

気心の知れたカメラマンにピース、向けられたレンズにピース、ファンからの声援にピース……。試合中もサービス精神を忘れないのが菅沼流だ。

画像: 華奢な体ながらドライビングディスタンスは38位で、238Yの飛距離を誇る(撮影/有原裕晶)

華奢な体ながらドライビングディスタンスは38位で、238Yの飛距離を誇る(撮影/有原裕晶)

細身でも飛ぶ、このギャップがゴルフファンを虜にするのか。コロナ禍が落ち着いて、ギャラリーが会場に入れるようになったこともあるが、菅沼はギャラリーを大勢引き連れるようになった。

画像: トレーニングにキックボクシングを取り入れている菅沼(撮影/増田保雄)

トレーニングにキックボクシングを取り入れている菅沼(撮影/増田保雄)

飛距離の土台になっているのが、キックボクシングを取り入れた体幹トレーニング。股関節の可動域を広げたことで、飛距離が伸びているという。

画像: 週刊ゴルフダイジェストの企画でポージング(撮影/増田保雄)

週刊ゴルフダイジェストの企画でポージング(撮影/増田保雄)

伸びているのは飛距離だけでない? 写真を撮られるのが大好きな菅沼は、試合中でもコース外でも、つねに撮られることを意識している。モデルとしての伸びしろも大いにありそうだ。

画像: ショット前は後方に立ってターゲットを絞る (撮影/姉崎正)

ショット前は後方に立ってターゲットを絞る (撮影/姉崎正)

平均飛距離が38位でトータルディスタンスは12位と、ティショットの安定感は1年間の数字が物語っている。笑顔で2打目地点まで歩いて行ける余裕があるのも頷けるところ。

22年シーズンが終わり、23年シーズンに向けて、またトレーニングや練習に邁進していくことだろう。

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