2019年の初優勝から毎年優勝を重ねてきたが、22年シーズンは惜しくも優勝はならなかった。メルセデスランキングが31位で平均ストロークは23位。ほけんの窓口とCatレディスで5位が最高と、優勝を期待したファンには物足りない成績だが、長身と長い手足から繰り出す飛距離は、1年を通じて、多くのファンを魅了した。そんな原英莉花の22年を写真で振り返ろう。
カップの手前やカップを通り過ぎるシーンを何度見たことか。この1打の積み重ねがあと一歩優勝への道のりを遠ざけていた。
集中力を切らすことがなくても、成績に伸び悩むことはある。原の1打へかける集中力は目を見張るものがあったが、今年はミスも多かった。
本気の表情から一変、和らいだ表情を見せるのも、原の魅力的な一面だ。なじみのカメラマンに”美味しそうでしょ!?”と語りかけているような表情を見せることも。
黄金世代で同期の仲間なら、なおさら表情も緩む。最終戦は渋野とのラウンドで、スタートから笑顔で話す場面が多く見られた。
最終戦まで優勝を勝ち取ることができなかったが、最後までギャラリーに手を振って応える原。
“23年はがんばります!”、原の来シーズンへの決意が込められているようだった。