2月8日、都内でプーマジャパンのコブラの新製品発表会が開催された。なかでも注目されたのが、世界一のドラコン選手のカイル・バークシャーやプーマの契約選手であるリッキー・ファウラーらトップ選手が開発に携わったドライバー「エアロジェット(AERO JET)」シリーズだ。
画像: 50周年のコブラが発表したドライバー「エアロジェット」シリーズ。3モデルのなかで、もっとも低スピンで初速が高まるという「LS」モデル

50周年のコブラが発表したドライバー「エアロジェット」シリーズ。3モデルのなかで、もっとも低スピンで初速が高まるという「LS」モデル

「エアロジェット」シリーズは、その名の通り、ジェット機をイメージしたもので、前作よりヘッドの空気抵抗を抑え、ヘッドスピードと初速が上がるように、流線形のヘッド形状を実現した。

発表会で紹介されたイメージ動画では、『トップガン マーヴェリック』でトム・クルーズがジェット機のスピードの限界突破を試みるシーンに似た内容が盛り込まれたように、クラブヘッドのスピード感を”最大のウリ”にしている。

「エアロジェット」シリーズは、「エアロジェットLS」「エアロジェットMAX」「エアロジェット」の3機種に分かれる。

「LS」はもっとも低スピンで飛ばせるというモデル。ツアーに出場する選手たちのフィードバックから生まれた。ヘッドスピードを上げて、インパクト初速を高めながら、コントロール性能を維持するように開発されたという。

「MAX」は3機種で、もっとも慣性モーメントが高く、安定感とスピードが融合されたモデル。

「エアロジェット」は「LS」と「MAX」の中間で、「LS」の初速を感じる”弾き感“と「MAX」の”安定感"を両立したモデルだという。

これらのニューモデルは、すでに世界のプロたちに渡っている。

開発のフィードバックに加わったリッキー・ファウラーは、今季の米ツアーで「LS」モデルを投入し、満足な結果が出ているという。3月開幕の女子ツアーでも何人かの女子プロ選手が持つ予定だそう。

また、現在は連日活躍が報じられるように、トップシーズンであるサッカー選手たちもゴルフ好きが多く、オフシーズンになれば「エアロジェット」を握るかもしれないという。

「元日本代表の福西(崇史)さんは、前のモデルを使用しています。プーマの契約選手である三笘(薫)選手や堂安(律)選手、伊東(純也)選手も、オフになれば、新しいクラブを使ってくれるかもしれません」(コブラプーマゴルフ担当者)

昨年のW杯でプーマのスパイクを履いた日本代表選手たちが所属する、プレミアリーグ(イングランド)やブンデスリーガ(ドイツ)は、ゴルフが盛んな地域。ゴルフ好きのチームメイトたちと、「エアロジェット」で”飛距離競争”を楽しむなんてことがあるかもしれない。

今年プーマは創業75周年で、コブラブランドは50周年を迎えるため、開発に”気合”が入ったというだけに、モデルの出来も期待が持てる。

「エアロジェット」シリーズは3月4日に発売される。

※2023年2月9日18:27分 一部修正しました。

This article is a sponsored article by
''.