ゴルフの上達を目指すゴルファーにとって役立つ情報を発信する「みんゴル・ゴルファー応援隊」。その隊長に就任したシングルプレーヤー・マツケンが上達のヒントになることを丁寧に紹介。今回は「100切り」がテーマです。

スコアが軽く100を超えてしまうゴルファーを見ていて、いつも思うのは、スウィングの良否ではなく、「ナイスショットを追い求め過ぎる」という点です。

極端に言えば、100を切るのに「ナイスショット」は不要です。

正確に言うと、「本人が満足のいくファインショットは必要ない」ということです。パー72のコースで100以内でプレーするということは、計算上、ボギーペース+9打以内なら99。18ホール全部ボギー、更に半分のホールでダブルボギー以内なら100切り達成ということになります。

さあ、そのために求められるのはどんなことでしょうか? 

ティーショットでしたら、とにかく、OB、池、林などに入れないこと。たとえ400ヤードのホールでも150ヤードずつ2回のショットで前進出来れば、残りは100ヤード。ティーショットは次のショットがまずまず打てる場所に残っていればOK。当たりが悪くたって、弾道が美しくなくたって、そんなことは何も問題ではありません。

セカンドショット以降もこれは同じ。極力バンカーや池などを避け、「次の一打をラクに打てるポジションにボールを運ぶ」。スコアを縮めるためには、これ以外にショットの目的などないのです。

ナイスショット(満足のいく当たり)かどうか、にこだらず、次打に有利なポジショニングにこだわる。これが徹底出来れば100の壁はぐっと低くなるでしょう。

もう一つ。ゲームを組み立てるために考えていただきたいのが、「その時々の状況に応じてナイスショットのハードルを下げること」。

ライが悪かったり、目標が狭くてシビアだったり、苦手なショットだったり。そうした状況を自分の持つ技量としっかり相談した上で、ショットのハードルを下げ、自分に負担をかけないやさしいショットを選択していくのです。

たとえば、グリーンまで180ヤード。ライは左足下がり、グリーンまではなだらかに下っていて、手前にはバンカーや池は無し。という状況だとします。このライでは高い弾道は全く必要ありませんし、むしろハーフトップくらいのほうが、安全に距離を稼げます。「ゴロでもいい」と思って打てれば気持ちはだいぶ楽になります。

こうした状況の見極めをせず、闇雲にすべてのショットで「ナイスショット」を追い求めても自分が苦しくなるばかりです。

また、傍から見ていれば、「よくぞ、そのライからそこまで打てた!」と思うようなショットでも本人が状況をキチンと把握していなければ、その人にとっては不本意なショット、ということになります。

そうすると、本人的には、「ミスショットばかり」という苦しいメンタルを背負いこむことになってしまいます。100切りを目指すレベルでは、こうした「打つ前のミス」が特にストロークに大きく影響します。

自分を追い込まないためのハードル設定。ラウンドの際、ちょっと気にしてみて下さい。

画像: ショットを打つ前に、自分を追い込まないためのハードル設定をすることが大切

ショットを打つ前に、自分を追い込まないためのハードル設定をすることが大切

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