男子ツアー会場で目にする競技委員に、あなたもなれるかもしれない!? 日本ゴルフツアー機構(JGT
O)のオフィシャルサイトに、とある告知がアップされた。

「協力競技委員募集のお知らせ」というタイトルで掲載されているのは、JGTOがツアー競技(ABEMAツアー、QTも含む)において、コースセッティングやルール裁定等といった職務を、業務委託契約で働いてくれる人材の募集。

応募条件は、普通自動車運転免許にパソコン操作といったスキルのほか、「ゴルフ規則の知識を有する、もしくは興味があり勉強している方」で、1週間程度の連続した出張が可能な人とある。

選考は書類選考、1次・2次面接(対面、またはWEB)、そして適性テスト(ルールに関するテスト)で進められる。給与は1日3万円を支給。

ただし、最初の5試合程度は研修期間として日当1万7000円となっている。JGTOがこのようにスタッフを公募するのは今回が初めてとのこと。

画像: ツアー現場の競技委員として働いてみたいという人へ。写真は昨年の三井住友VISA太平洋マスターズ、石川遼の復活優勝シーン

ツアー現場の競技委員として働いてみたいという人へ。写真は昨年の三井住友VISA太平洋マスターズ、石川遼の復活優勝シーン

「現在、競技委員やディレクターが不足しているわけではなく、将来を考え、若いスペシャリストを育成したいと考えての公募です」とJGTOの担当者は話す。

年齢制限は掲載されていないが、45歳前後までを想定しているとのこと。実は日本ゴルフ協会(JGA)でも近年、同協会主催競技を担当するレフェリー育成を目的に「JGAオープンレフェリー育成プログラム」を開設。

受講者はボランティアスタッフとして経験を積み、そのなかからは実際にオープン競技で活躍するレフェリーも輩出されている。

ロープの内側で、プロたちと会話する競技委員をうらやましく見ていたゴルフ好きにとってはチャンスかもしれない。募集期限はとくに設けておらず、性別は不問、詳細はJGTOサイト内で確認できる。

※週刊ゴルフダイジェスト2023年3月28日号より(PHOTO/Tadashi Anezaki)

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