ゴルフスウィングには肩甲骨周りの柔軟性が重要となる。では、体が硬いゴルファーはどう飛ばすべき? プロコーチ・森守洋が教える、体が硬くても飛ばすためのコツを、シングルハンディの腕前を持つイラストレーターの野村タケオが実際に試してみた!

みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。 僕って体が硬いんですよ。とにかく柔軟性がない。若い頃から硬かったうえに、歳をとってきてさらに硬くなっております。ゴルフでは肩甲骨周りや股関節の柔軟性が大事って言いますが、いまさら柔らかくするのはなかなか難しい……。

週刊ゴルフダイジェスト4/11号に「肩甲骨周り硬い人はこう飛ばす!」という記事がありました。これは僕みたいなオッサンにはぴったりな記事じゃないっすか!ってことで、さっそく試してみました!

画像: 週刊ゴルフダイジェスト2023/4/11号で特集されていた、体が硬いゴルファーでも飛ばすコツを実践!

週刊ゴルフダイジェスト2023/4/11号で特集されていた、体が硬いゴルファーでも飛ばすコツを実践!

最初にも書きましたが、僕は本当に体が硬く、肩甲骨周りもガチガチです。ラウンド前には少し柔軟運動をしたりしますが、それでもガチガチのまま。

画像: 恥ずかしながら僕の肩甲骨周りはこんな状態です。背中で手は全く届かないし、腰に手を当ててひじを前にやろうとしても全く行きません。ちなみにメジャーリーグの大谷選手は肘が前に向くらしいです

恥ずかしながら僕の肩甲骨周りはこんな状態です。背中で手は全く届かないし、腰に手を当ててひじを前にやろうとしても全く行きません。ちなみにメジャーリーグの大谷選手は肘が前に向くらしいです

やはりゴルファーにとって肩甲骨周りの柔軟性というのはとても大事なようで、硬い人はいろいろな不利な面もあるようです。

・テークバックでは回転が足りないことで、不自然に担ぎ上げるようなトップになってしまう。

・ダウンスウィングでは右肩が前に出たり、右ひじが空いたりして、カット軌道になりやすい。

・フォローでは左サイドの”壁”を作ることができず、フィニッシュで手が上にあがってしまう。

結局、肩甲骨周りの柔軟性が低いと、スウィング中のいろんな場面で回転運動に制限がかかってしまうわけです。そのためインパクトに向かう”助走距離”が稼げなくなるので、ボールがつかまらず飛距離も出ません。肩甲骨周りが硬い人は股関節周りも硬いことが多いので、腰を鋭く切ることもできないので、なおさら飛距離を出す動きができないんですね。では僕のようなガチガチな人はどうすればいいのでしょうか?

画像: (左)担ぎ上げるようなトップ。(中)右ひじが空いたダウンスウィング。(右)手が上に上がってしまったフィニッシュ

(左)担ぎ上げるようなトップ。(中)右ひじが空いたダウンスウィング。(右)手が上に上がってしまったフィニッシュ

この記事で指導をしてくれている森守洋プロコーチによると、回転が制限されてしまう部分を補うのは手首のスナップだそうです。手首を柔らかく使うことで、手の運動量に対するヘッドの運動量が大きくなり、そのぶん出力効率も上がるということです。

画像: 手首を柔らかく使い、スナップを使って体の回転不足を補う

手首を柔らかく使い、スナップを使って体の回転不足を補う

手首のスナップを使って助走を稼ぐためには手とヘッドの時間差が大事ということです。アドレスの状態から、まず体が動き出し、その後に手が動き、最後にヘッドが動くといいうこと。

動き出しでは下半身から始動して、次に手が動き出します。手が先に動くのでヘッドはその場に置きっぱなしという感じで、手の動きにつられてヘッドが動くというイメージ。手が腰のあたりに来たところで、やっとヘッドが手に追いつく感じです。切り替えした後にも手でクラブを引っぱり続けるようにして、インパクトはハンドファースト。そしてインパクトの後にはリストを開放してヘッドが手を追い越していきます。

画像: とにかく手首を柔らかく使い、ヘッドからではなく、下半身が動いた後に手が動き、最後にヘッドがついてくるイメージにする

とにかく手首を柔らかく使い、ヘッドからではなく、下半身が動いた後に手が動き、最後にヘッドがついてくるイメージにする

大事なのは手首を柔らかく使うこと。グリップをギューッと強く握ってしまっては手首を柔らかく使えないので、ゆるめに握らないとダメですね。そしてヘッドの重みを感じながらクラブを引っぱり続けること。そうすることで手とヘッドの時間差ができるわけですね。この動きが分かりにくい場合は小さな動きから始めてみるといいようです。最初はブラブラさせるだけくらいから始めて、ハーフスウィングくらいで何度も連続素振りをすると、手で引っぱりながら手とクラブの時間差ができる感覚がわかってきます。

なんとなく感覚がわかってきたので、まずは素振りをしてみました。始動で体→手→ヘッドという動きができれば、あとはそのままの流れで振れればいい感じでフィニッシュまで行けます。リストの開放が難しいのかなと思いましたが、手首を柔らかく使えれば自然と開放できました。このスウィングができると、たしかに手の運動量よりもヘッドの運動量が大きくなっていることが分かります。そのぶん、小さな動きでもヘッドスピードが上がりインパクトの力も大きくなっていると思います。これはかなり効率がいいですね。

画像: かなり極端な動きにして素振りをしましたが、ヘッドの運動量がとても大きく、フィニッシュまで一気に振り切れる感じがありました

かなり極端な動きにして素振りをしましたが、ヘッドの運動量がとても大きく、フィニッシュまで一気に振り切れる感じがありました

そのままボールも打ってみましたが、さすがにいきなりナイスショットってわけにはいかなかったですね。やはり最初はミスショットが多かったです。これだけヘッドの運動量が大きくなるとどうしても当たるかどうかが不安になってしまい、インパクトで当てに行く動きがでちゃいました。やはり慣れと練習量が必要だと思いました。でも、これができるようになると、肩甲骨周りや股関節周りが硬くても、ヘッドスピードを上げて飛距離を出すことができそうな気がします。普段の練習で取り組むのはもちろん、ショット前にこの素振りをするというのもかなり良さそうだと思いました。

そういえば、2022シーズンで久しぶりに優勝した藤田さいきプロのスウィングの始動ってこんな感じなんですよね。藤田プロってもうベテランの域ですが、いまでもツアートップクラスの飛距離を誇っています。やはりヘッドの運動量を上げて飛ばしているんでしょうね。僕も負けないように頑張ろうと思います!

週刊ゴルフダイジェストの記事には他にもいくつかドリルが紹介されているので、気になる方はチェックしてみてください。

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