プロキャディ・伊能恵子の「アマチュアはグリーン周りで58度を使うんだろう?」という一言から誕生した転がし専用ギア「ロフト36度の“サブロクウェッジ”」。その使い心地は?プロゴルファー・伊丹大介に話を聞いた。

安心と安定のお助けクラブ

「なんでアマチュアの人って、グリーン周りで58度を使うんだろう? 8番とかの方が絶対優しいのに」というプロキャディ・伊能恵子の一言。

画像: 古閑美穂、片岡大育らのキャディを務めた伊能恵子(写真左)。江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬の子孫としても有名

古閑美穂、片岡大育らのキャディを務めた伊能恵子(写真左)。江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬の子孫としても有名

それを形にしたのが、ロフト36度の“サブロクウェッジ”なわけだが、こだわりは“いかにもお助けクラブ”という見た目ではなく、一般的なアイアンのように見えるヘッド形状。

画像: ロフト36度の転がし専用ギア「サブロクウェッジ」

ロフト36度の転がし専用ギア「サブロクウェッジ」

しかし、単純に8番を短くしただけではヘッド重量が軽くなりすぎ、手打ちを誘発し短い距離が打ちにくくなってしまう。考え抜いた末、たどり着いたのが「PWの鍛造型を使い8Iに研磨」という製法。そうすることで、ある程度ヘッド重量を確保できるようになり、手打ちにならず体を使ったアプローチが可能になった。

サブロクウェッジの打ち心地を伊丹プロがチェック!

実際に使い勝手はどうなのか? 伊丹大介プロに試打してもらった。

画像: ロフト36度のサブロクウェッジを伊丹大介プロに試打してもらった

ロフト36度のサブロクウェッジを伊丹大介プロに試打してもらった

「見た目の安心感と軌道の安定感がバツグンですね。ヘッドの重さを感じながらスウィングできます。あとターゲットに対して真っ直ぐ構えやすいのも嬉しい点ですね。これなら、狙ったところに打てる確率も高くなります。ミスの心配がないというのはかなり心強いですね!」(伊丹プロ、以下同)

さらに伊丹プロはヘッド性能について「工夫がたくさんある」とこう続ける。

画像: 刃の部分が削られているため、芝に刺さりにくい、とミスしにくい工夫を語る伊丹プロ

刃の部分が削られているため、芝に刺さりにくい、とミスしにくい工夫を語る伊丹プロ

「クラブが短いので、円弧ではなくストレートに動かしやすい。フェース面にしっかりと当てられますね。刃の部分が削られていることで、芝に刺さりにくい、ここが8Iと大きく違うところですね」

ヘッド重量は8Iより重たい295グラム、長さは34.5インチとサンドウェッジよりも短く、振りやすい。さらにロフト36度のため、転がしに最適なクラブというわけだ。では、打ち方で気をつける点はあるのだろうか? 伊丹プロは「パターのようにシンプルでOK」という。

画像: 転がそうと上から打ち込むのではなく、パターのように近くに立ち、ややアッパーめに入れよう

転がそうと上から打ち込むのではなく、パターのように近くに立ち、ややアッパーめに入れよう

「アドレスではパターと同じように近くに立ち、上から吊るすように構えましょう。ボールは左足内側に置き、ロフト通りに構えるのがポイント。そして、打つときはややアッパーめに入れた方が簡単に転がる球が打てるはずですよ」

「寄せが苦手なんだよな~」「もっと楽に寄せたい」というゴルファーの救世主になること間違いなし!ぜひチェックしてみよう。

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画像: 【新提案】これ一本でゴルフが簡単に⁉ ロフト36度のウェッジを試打してみたら……驚きの結果が!【伊能恵子】【サブロクウェッジ】 www.youtube.com

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