ゴルフの上達を目指すゴルファーにとって役立つ情報を発信する「みんゴル・ゴルファー応援隊」。その隊長に就任したシングルプレーヤー・マツケンが上達のヒントになることを丁寧に紹介。今回は「なぜゴルフは難しいのか?」がテーマです。
画像: うまくいかない、のは当たり前なのがゴルフというゲーム。うまくいかないことを楽しむ心持ちが大切(写真はイメージ)

うまくいかない、のは当たり前なのがゴルフというゲーム。うまくいかないことを楽しむ心持ちが大切(写真はイメージ)

ゴルフほど思い通りにならないものは、なかなか見当たらない

「ゴルフって難しい」。よく言われる言葉ですが、ゴルフのどこがそんなに難しいのか? ちょっと突き詰めて考えてみたいと思います。

自分なりに、かなり練習に時間を割き、頭の中は常にスイングやプレーのことを考え、次のラウンドに向けてありとあらゆる努力を惜しまない。それほど日夜努力を続けても、コースではサッパリ。なかなかスコアにはつながらない。

あるいは、スタート前の練習では惚れ惚れするようなショットを連発したのに、コースに出た途端、いつもの自分に戻って意気消沈。

こういう話は実によく耳にすることで、言ってみればゴルフの世界ではごくごくフツウのこと。

それでも、自分に期待をかけた分、結果が出ないと激しく落ち込んだり、「もうゴルフなんて止めてやる!」なんて叫んでしまうゴルファーも見かけます。

でもちょっと待って。

世の中にある他の習い事やスポーツ全般で、これほど「何年やっても全然上手くならない」とか「昨日は良かったのに、今日は散々・・」などなど、多くの人を悩ませ、思い通りにならないものはなかなか見当たらないはず。

そう、皆さんはゴルフというとんでもなく難しいゲームの世界に足を踏み入れてしまったのです。

今行われている近代ゴルフの発祥の地はスコットランドと言われていますが、娯楽としてだけではなく、軍隊の訓練のひとつに採用されていた時代があるそうです。

どんなライや障害物に遭遇してもボールはあるがまま。あらゆる困難にひるまず、目的地までボールを運んでいく。これが兵の訓練にうってつけだったのだそうです。

当時はコースも現代とは比べ物にならないくらい野生に近い状態で、ボールやクラブも素朴なもの。今でいうとサバイバルゲームやクロスカントリーに近いイメージのゲームが行われていたのだそうです。いわば数々の試練の中に身を置いて鍛錬していく。

こう考えると、ゴルフゲームの特異性と難しさが見えてきます。

コースが整備され、道具が進歩した現代でも、ボールを目的地に運ぶために様々なショットを要求される上、風や雨など気象条件にも翻弄され、しかも一度ティーから打たれたボールはホールアウトするまで触れることが出来ず、打ち直しも不可。

考えれば考えるほど、恐ろしく過酷な条件でのプレーを強いられるのがゴルフゲームなのです。

うまくいかないなんて当たり前。むしろ、それを楽しむことが大事

また、ゴルフというゲームは実に様々な人々に愛されていますが、とりわけ人生の成功者ともいえる実業家や政治家などに愛好者が多いのも特徴です。

彼らは人生では常に勝ち組。たいていのことは思う通りになる立場を築いている。そんな彼らでも唯一思うままにならないのが、ゴルフ。

どんなに長時間練習したり、道具や身体のメンテナンスにお金をかけたりしても、その努力が報われる保証は全くない。

こんな格別な「難しさ」がそうした人たちをとりこにさせる理由なのでしょう。

色々と書いてきましたが、お伝えしたいのは、これだけ「難しい」ゴルフに取り組んでいるのだから、少しくらいうまくいかないなんて当たり前。むしろうまくいかないことを楽しむ、くらいの心持ちになってゴルフを楽しんでほしいということです。

自分は練習で出来たことの50%、いや30%でも本番で出来たら上出来、と思うようにしています。

ナイスショットがディボットに入ってしまっても、不運を呪うのではなく、与えられた試練にチャレンジしていく前向きな気持ち。マゾッ気が多いと言われるゴルファー諸氏にはきっとご理解頂けるのではないかと思います。

さあ、ミスに腐らずポジティブなプレーを!

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