ゴルフの上達を目指すゴルファーにとって役立つ情報を発信する「みんゴル・ゴルファー応援隊」。その隊長に就任したシングルプレーヤー・マツケンが上達のヒントになることを紹介。今回は、「混んでいるコースで気をつけたいこと」がテーマです。
画像: 混雑したゴルフ場で、いろいろなストレスを感じても、余裕を持って楽しくプレーしたい(写真はイメージ)

混雑したゴルフ場で、いろいろなストレスを感じても、余裕を持って楽しくプレーしたい(写真はイメージ)

車寄せ、フロント、ロッカー、練習場…。余裕を持った行動が肝心だ

気候が良くなって、まだあまり汗もかかずに快適にプレー出来るこの時期。コースはどこも混雑し、ゴルファーで溢れているようです。

人が増えると、どうしてもいろいろなところにストレスがかかってきますが、せっかくのラウンド、嫌な思いなどせずに楽しくプレーしたいものです。

今回は混んでいるコースで楽しくプレーする方法について考えていきたいと思います。

天気の良い週末、やっと予約が取れた人気コース。これはもう、予約はパンパンに入っていると考えてよいでしょう。よほどの高級コースでない限り、コースはゴルファーで溢れています。

こうした時、いつもどおりの感じで動いていると、色々と問題が起きる可能性があります。

まず、玄関でクルマからバッグを下ろす時、車寄せにもクルマが集中して、行列になってしまうなんてこともあります。

こんな時、混んでいると分かっているなら、後ろで待つのではなく、少し離れた場所でバッグを下ろしたり、駐車場にクルマを停めてから荷物を運ぶという方がスムーズですし、こうした配慮で、きっとテンパっているハズのコーススタッフにも喜ばれることと思います。

フロントでのサインも同じ、行列していたらタイミングを見計らって、少し空いてからにする。そのほうがストレスなく済むかと思います。

ロッカーもきっと混雑。こういう時は出来るだけ短時間の滞在で済むように、着替えなどの整理をしておきます。混んでいるロッカーで、下着一枚になって着替えている方を見ると、「なぜ、そこで?」と思ってしまいます。

練習場だって、打席待ちになっている可能性もありますし、練習グリーンもボールを転がすのもままならない、なんて事態もあるかもしれません。

いずれにしろ、普段より時間のかかる要素は満載です。スタート前は、より余裕を持って到着することを心掛けましょう。

そうそう、こういう日は遅刻厳禁。誰か一人が遅刻、なんていう状況でも、スタート枠に空きがないのですから、ティータイムの調整などほぼ不可能です。コース側にも大きな負担をかけますので、気をつけましょう。

他のプレーヤーに、思いやりを持ってラウンドしたい

プレーが始まってからも、混雑時には気をつけたいことがあります。

こういう日は、進行がスムーズじゃないのはある程度仕方がない。すぐ「詰め込み過ぎだ!」なんて怒る方もいますが、良い条件の日に来場者が増えるのは当然です。そういう日にプレーするなら少しは覚悟しておく必要があるでしょう。

インターバルで毎ホール待たされるのは辛いものですが、こうした時、皆さんはどうしていますか?

私はちょっとしたお菓子やアメなどを持ちこんで同組の皆さんと一緒に楽しむようにしています。あんまり盛り上がり過ぎても問題ですが、同伴プレーヤーとの会話が弾めば、待ち時間も短く感じられることでしょう。

もう一つ、進行が遅れてくると、前の組のプレーが気になったりします。

1ホール以上も間隔が空いているなら、マーシャルに伝えた方がいいですが、直接注意するのは、トラブルの元。特にベテランゴルファーはせっかちで、知らず知らずの内に前の組に圧をかけているケースが多いようです。

前が詰まっている時はカート周辺のティーイングエリアの外で待つのがベター。

ボールをティーアップして仁王立ち、して待たれたら、前の組にからしたら「煽られている」と思われても仕方ないでしょう。特に、上級者が、初心者や女性に圧をかけるのはもってのほか。優しく見守り、もし注意する時も優しく接してあげて頂きたいと思います。

それと、忘れ物にも要注意。混雑時はコース側も人員に余裕がないため、捜索も十分に出来ません。いつもより、見つかる可能性は低くなると言えるのです。

このように、トップシーズンの混雑しているゴルフ場は、いろいろとストレスを感じがち。

それでもその日、そのコースで過ごしているゴルファー全員が笑顔でプレー出来るよう、他者への思いやりの気持ちを持って頂けたらと思います。

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