国内男子ツアーが元気だ。選手のパフォーマンスが上がったことに加え、発信されるイメージもアップ。呼応するように大会主催者のサポートにも力が入ってきた。
画像: JGTOはホームページの動画チャンネルに選手たちの素顔を紹介する「仲良し2人組」というシリーズをスタート。再生回数を大幅に伸ばしている(画像は"河本力×中島啓太の回"より)

JGTOはホームページの動画チャンネルに選手たちの素顔を紹介する「仲良し2人組」というシリーズをスタート。再生回数を大幅に伸ばしている(画像は"河本力×中島啓太の回"より)

金谷、中島、蝉川ら若手の台頭と新たな試みが功を奏した!?

国内男子ツアーはゴルフパートナーPRO-AMからASO飯塚チャレンジドまで4大会連続で、競技の模様がテレビまたはネットで長時間のライブ中継。そして、そこでは金谷拓実や中島啓太をはじめ、平田憲聖、蟬川泰果といった若手が台頭。白熱したゲームを見せてくれている。

ファンの関心は確実に高まっていると思われるが、手応えのほどをJGTOに確認すると、

「実は我々も実感していました」

と明かす。最も感じたというのは3月のジャパンゴルフフェアの会場でのこと。

ここにJGTOも出展し、一般ファンの話を聞く機会があったのだが、多くの人から

「男子のイメージが良くなった」

という声が寄せられ、

「選手たちが写真撮影やサインに気軽に応じてくれる。それも心から歓迎してくれるので嬉しかったというのです」

選手のパフォーマンスに加え、こうしたイメージアップがあっての、関心・注目度の上昇だろうとみている。

こうした変化に呼応するように、JGTOは3週間前からホームページの動画チャンネルに選手たちの素顔を紹介する「仲良し2人組」というシリーズをスタート。再生回数を大幅に伸ばしている。

また、大会にも新しい動きが生まれてきた。今月末のセガサミーカップでは、名物の16番パー3でグリーン周りにギャラリースタンドを設け、決勝ラウンドでは「The Monster16」と題して、音楽を流しながらMCがマイクパフォーマンスで盛り上げる計画だ。

「実は他の主催者さんからも新しい企画を考えたいといった声が届いています」

とJGTOの担当者。この3年は、コロナ禍で控えたファンサービスも、今年は無制限で企画・実施できる。

男子ツアー観戦からしばらく足が遠のいていたファンは、様変わりしたトーナメント模様に出合えるはずだ。

※週刊ゴルフダイジェスト2023年7月4日号「バック9」より

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