ゴルフには“スコアの壁”がつきもの。ビギナーを脱したアマチュアゴルファーに立ちはだかるのがスコア100の壁だ。これを乗り越え「100切り」を達成するにはどうすればいいか? プロゴルファー・兼濱開人が状況別に解説。今回は「夏ラフを避けるためのマネジメント」について教えてもらおう。

夏ラフは怖がり過ぎなくていい

芝が生い茂る夏のゴルフで、厄介な障害物となるのがラフ。夏ラフはレッスンでもド定番となっているくらい、多くのゴルファーが警戒している項目だが「かといってシビアになり過ぎてしまうのも良くないですよ」と兼濱は言う。

画像: 東京都目黒区のゴルフスクール「学芸大ゴルフスタジオ」のヘッドコーチ・兼濱開人に、夏ラフを避けるためのマネジメントについて教えてもらおう

東京都目黒区のゴルフスクール「学芸大ゴルフスタジオ」のヘッドコーチ・兼濱開人に、夏ラフを避けるためのマネジメントについて教えてもらおう

「もちろん夏ラフに入れるのはできれば避けたいですが、かといって『絶対ラフに入れたくない』なんて言うのも無理な話で、そもそもマネジメントとして破綻してしまいます。もちろんホールにもよりますが、例えばドライバーショットで180ヤードキャリーしてラフに入ったとしても、次打でピッチングウェッジを持って脱出しつつ寄せれば、ボギーオンは視野に入ってきます。ボギーオンができれば80台で回ることもできますから、100切りを目指すうえで夏ラフに入ることはそんなに危険じゃないですよっていう認識は持っていたほうがいいですね」(兼濱、以下同)

画像: 夏ラフに入っても、脱出できれば十分100切りは狙えるので、怖がり過ぎないことが大切だ(写真はイメージ)

夏ラフに入っても、脱出できれば十分100切りは狙えるので、怖がり過ぎないことが大切だ(写真はイメージ)

つまり避けるべきは、夏ラフを嫌がり過ぎて狙いどころを自分で狭くした結果プレーが窮屈になってしまうこと、というわけだ。

とはいえ、避けられるなら夏ラフは避けたいモノ。そのためには「夏ラフに限らずの話ですが、自分が見えるところに打つっていうのは鉄則ですね」と兼濱。

「例えばドッグレッグホールなどで、落ちどころが見えないところに飛んでしまうと、とくに夏ラフの場合は本当にロストしてしまいます。ロストするとボールを探す時間もかかって焦りますし、プレーのリズムも悪くなってしまいます。ロストしないためにも、着弾地点が見える場所を狙うことを徹底したいですね」

協力/学芸大ゴルフスタジオ

This article is a sponsored article by
''.