「MT-28」「MTIウェッジ」など数々の名器を世に送り出し、日米両ツアーで多くのプロ支給品を手がけたクラブ設計家、宮城裕治氏が流行に惑わされないクラブ選びとクラブ設計の真実をクールに解説。今回はウッドのセッティングについて教えてもらった。
画像: HS40m/sのアベレージゴルファーのウッドセッティング、どの番手を入れるべき?(写真はイメージ)

HS40m/sのアベレージゴルファーのウッドセッティング、どの番手を入れるべき?(写真はイメージ)

ふつうのアマチュアには3Wは難しすぎる!?

みんゴル取材班(以下、み):ウッドのセッティングですが、ふつうのアマチュアはどの番手をどう組み合わせるのがいいのか、宮城さんのご意見をお願いします。

宮城:パーシモンの時代は1、2、3、4、5Wがありましたが、まず2Wが淘汰され、いまは4Wがラインナップされているモデルも減ってきました。ウッドもそろそろ番手ではなくロフトで表記する時代になってきたのかもしれませんね。

み:それはさておき、最近は女子ツアーで1、4、7Wというセッティングのプロが増えています。HS40m/sくらいのふつうのアマチュアにも1、4、7Wがいいのか、それとも昔ながらの1、3、5Wがいいのか。

宮城:HS40m/sでスコアが80から100くらいのアベレージゴルファーなら、はっきりいって3Wは要らないでしょう。盆と正月くらいしかちゃんと当たりませんから。

み:ナイスショットが打てるのはたった年2回ですか。なぜそんなに難しいのでしょう。

宮城:長さも要因ですが、ロフトが立っていると、どうしても球を上げようとするので、ミスが多くなります。その結果、3Wの薄い当たりよりも、5Wのナイスショットのほうが飛ぶという逆転現象が起こります。また、たとえ5Wでグリーンに届かないとしても、3Wで無理にねらうよりはスコアはまとまると思います。

み:ずばり、宮城さんのおすすめのセッティングは?

宮城:ウッドを3本入れるなら1、5、7Wをおすすめします。1、4、7Wでもかまいませんが、いまの5Wは飛びます。その中でもちょっと飛ぶモデルを選べば4Wどころか3Wの距離もカバーしてくれます。ウッドよりもアイアンが得意な人や、7Wだとスピンが増えすぎてしまう人には7Wではなく19度くらいのUTがおすすめです。UTの長所はクラブ長が短いこと。芯に当たる確率が上がります。

み:どうしても3Wを入れたい場合、どんなFWがおすすめですか。

宮城:ふつうの3Wではなく、初代ステルスプラスのようなチタンヘッドで体積があまり大きすぎないものなら、ダウンスイングでヘッドが落ちることもありません。繰り返しになりますが、ふつうの3Wは難しいので、抜いてウェッジを増やしたほうがスコアにつながるでしょう。

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