これからの季節は、ゴルフ場への行き帰りに紅葉狩りも楽しめそう（写真はイメージ）
「ゴルフ プラスα」もゴルフの楽しみ方のひとつ
コロナ禍以来、出来るだけ短時間でゴルフを楽しむスループレーなどが人気になっていますが、ゴルフのトップシーズンと言えるこの時期、どのコースに行ってもゴルファーで一杯。
日の出は遅く、日没は早く、プレー枠は早々に埋まってしまって、サクサク短時間で回るのはなかなか難しいですよね。週末のゴルフでは、プレー時間もハーフ2時間半は当たり前。必然的に、帰り道の渋滞にはまってしまうことも多くなります。
こういう時期には、もう「サクサクプレー」は諦め、ゴルフ場とその周辺でゆったり一日を過ごす、というのはどうでしょう? 今回はそんな、「ゴルフプラスα ゆったり丸一日プラン」の提案をしたいと思います。
まずは朝から。
この時期の週末は道路も早くから混雑します。スタート時間に関わらず、とにかく早く家を出て、ゴルフ場に着いてからのんびりする。というのが結果的に、ストレスが少なくてすむ気がしています。
私は朝の出発時間をおよそ下記のような目安で決めています。
各方面、都内からこの地点を6時前後には通過するのです。
アクアライン方面なら海ほたる、東名なら厚木IC、関越なら川越、東北道なら浦和、といった具合です。
このくらい早く出ておけば、ほとんど渋滞のかかる可能性は回避出来ます。そうしておいて、スタート時間までの時間を有効に使う、のです。
選択肢としては、
サービスエリアなどでゆっくり朝食、近くの景勝地をトライブ、クラブハウスが空いていたら、ハウスの内外を散策、などなど。
ゴルフ場に一直線に向かっているときには気が付かなかった、お店や絶景スポットを、思いがけず見つけることもあります。
また、クラブハウスでもラウンジに倶楽部の年史などが置かれていることもあり、そのコースについての知識を深めることも出来ます。
こうしたことも時間に余裕があればこそ出来ること。週末ゴルフはとにかく早く出てプラスαを楽しむ。お試し頂けたらと思います。
そしてプレー後。
これもプレーが終わってすぐに帰途につくのではなく、ちょっと回り道をして観光や食事を楽しんでからゆっくり帰る、というのはいかがでしょう?
全国でもゴルフ場が密集している「ゴルフ場銀座」と呼ばれる地域は、言い方は悪いかも知れませんが、ゴルフでもなければ、わざわざ訪れる機会はない場所ではないでしょうか?
こうした場所でも、ちょっと探せば立ち寄りたくなるスポットも結構あるものです。自分だけが知っている穴場スポットを発見する喜びもあります。
皆さんにもそんなお勧めスポットありますか? 私がだいたいルーティーンにしているのは、
関越道、川越方面なら、「サイボクハム」、東北道 佐野近辺なら、佐野ラーメンや「岩下の新生姜」の直売所、上信越なら信州そばの名店や、「こんにゃくパーク」もなかなか。
中央道なら「八王子ラーメン」、千葉のアクアライン、館山道方面なら木更津や大多喜の「わくわく広場」や、道の駅「うまくたの里」、東関道なら成田の「うなぎ街道」。
東名 御殿場近辺では「自衛隊東富士演習地のススキヶ原」、沼津港の「魚河岸寿司」。常磐道なら阿見のアウトレットや、恐竜で有名な「茨城自然博物館」などなど。
気が付くとこんなに立ち寄っている場所が思い浮かんできます。
あと、温浴施設もよく行きます。
千葉の養老渓谷の「ご利益の湯」、御殿場だと「時之栖」、埼玉は嵐山渓谷の「玉川温泉」、山岳、丘陵系コースの帰路なら、たいてい温泉施設は見つかりますね。
また、都心ではあまり見かけないコンビニやスーパーなど、地元の人に親しまれているお店も、行ってみるとお買い得かつ、独自のアイテムがあったりと、なかなか楽しめます。もう気分は完全にテレビの旅ルポ番組です。
そうそう、これからの季節は各地で紅葉狩りも楽しめますね。
こうしている内に、渋滞のピークが過ぎて、帰路もスムーズになっている、ということがよくあります。(あ、東京湾アクアラインでは週末の上り線に限り、20時以降通行料金が割引になる社会実験もやってますね)
いかがでしょうか? ゴルフをやっていなければ出会えなかった、そんなスポットの魅力を存分に楽しむ。これもまたゴルフならではの楽しみ方かと思います。
