タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第8回は、「美と遊び心と実用性の共存使い込まれた限定モデル」と「キャメロンとプロをつなぐ」

美と遊び心と実用性の共存

写真は、ツイストネックというデザインが施された、スコッティキャメロン『P3』である。

画像: ネックのねじり具合、クロマチックブロンズ(ヘッド)とクロマチックブルー(ネック)のコンビネーションが美しく、スコッティからのメッセージもスタンプされている。※現在、このような特注品は作られていない。

ネックのねじり具合、クロマチックブロンズ(ヘッド)とクロマチックブルー(ネック)のコンビネーションが美しく、スコッティからのメッセージもスタンプされている。※現在、このような特注品は作られていない。

このツイストネックは、ネック部分を高温で熱し、軟らかいうちにねじって成形するという手法が取られている。当然、素材は金属なので、軟らかくなっている時間、つまり、作業時間は短く、作業の難易度は高い。しかし、キャメロン氏は、それを迷いなく一瞬で成し遂げてしまうのだという。

驚くべきは、その刹那のうちに、ネック形状や角度を心地よくプレーできるレベルに仕上げてしまうということだ。構えたとき、ストロークしたときに、そのデザインが気にならない。むしろ、ラインに対してスクエアに合わせやすく、プレーヤーのフィーリングを引き出すほどのクオリティに仕上げてしまうのである。

画像: (上)フェースには、オーナーの名前とスコッティキャメロンの文字が、バーチカルスタンプで刻印されている。(下)ソールには、キャメロン氏からオーナーへのメッセージ入り。

(上)フェースには、オーナーの名前とスコッティキャメロンの文字が、バーチカルスタンプで刻印されている。(下)ソールには、キャメロン氏からオーナーへのメッセージ入り。

ツイストネックは、一見すると飾りもののように感じてしまう人がいるかもしれない。しかし、それは、美しさと遊び心を追求しながらも実用性を失わない、スコッティ・キャメロンの真骨頂ともいえるデザインなのである。

キャメロンとプロをつなぐ

トーナメント会場には、ツアーレップ(representativeの略)と呼ばれる人たちがいる。

彼らは、自らが所属するクラブメーカーの代表(レプリゼンタティブ)として、ツアープロに対するクラブのプロモーションや、プロが使用しているクラブの調整などを主な業務としている。

そんなツアーレップとして、スコッティキャメロンを担当しているのが、アクシネットジャパンインクの澤岩男さんである。

画像: 三井住友VISA太平洋マスターズ練習日に幡地隆寛プロのパッティング練習を見つめる澤氏。

三井住友VISA太平洋マスターズ練習日に幡地隆寛プロのパッティング練習を見つめる澤氏。

「私の仕事は、裏方として、その選手が一生使えるような、かけがえのない一本を提供することだと考えています。それを実現できるパターは、スコッティキャメロンしかない。そういう思いで日々駆け回っています」(澤)

かつて、無名だったキャメロン氏は、小さなガレージで作ったパターを持ってトーナメント会場に通い、プロたちの意見を聞きながら、パターの精度を高めていった。今は、その役目をツアーレップが担い、スコッティキャメロンのクオリティと人気を、裏から支えているのである。

PHOTO/Takanori Miki THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン

※週刊ゴルフダイジェスト2023年12月5日号、12月12日号より

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