公益社団法人日本パブリックゴルフ協会(PGS)の2024年度の主催大会、いわゆる「パブ選」は3月から全国大会へ向けて予選がスタートする。男女の全日本アマチュアゴルファーズ選手権など性別、年齢別に8カテゴリーの全日本選手権と各地区決勝で、4月から10月までの間に開催される。競技志向のアマチュアゴルファーにはご存知の人も多いと思うが、これから競技ゴルフを経験してみたいという人にもオススメの大会で、エンジョイゴルフだけでは味わえないゴルフの楽しさ、緊張感、達成感を感じられるはずだ。まずは住んでいる地域の地区予選に参加することから始めてみよう。
画像: 23年の全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権を制した須崎友貴さんと池田育嗣会長(撮影/西本政明)

23年の全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権を制した須崎友貴さんと池田育嗣会長(撮影/西本政明)

まず東日本、西日本、中部日本の各地区予選にエントリー

アマチュアゴルファーズ選手権は性別、年齢別に8カテゴリーがある。

全日本アマチュアゴルファーズ選手権と全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権は、年齢制限なしに参加できる。最も実力が試される大会といえ、過去の優勝者には後にプロで活躍している選手が大勢いる。

例えば、男子では一昨年賞金王になった比嘉一貴や川村昌弘、永野竜太郎がおり、古くは丸山茂樹、中島常幸が優勝者に名を連ねている。

女子では昨年の日本女子プロ選手権など2勝を挙げた神谷そら、米ツアー参戦中の西村優菜、ベテランでは青木瀬令奈がいる。アマチュアゴルファーズ選手権はプロへの登竜門でもあるわけだ。

男女の全日本選手権以外のカテゴリーは男子が全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権(参加資格は25歳以上)、全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権(同55歳以上)、全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権(同65歳以上)、全日本グランドシニアアマチュアゴルファーズ選手権(同70歳以上)、女子は全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権(同25歳以上)、全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権(同50歳以上)となっている。

最終的に全国のステージに立つためには、まず東日本、西日本、中部日本の各地区予選に出場エントリーをすることから始まる。

一般の競技ゴルファーが口にするいわゆる「パブ選」だ。

ここをクリアすると、各地区決勝に進出でき、ここも勝ち上がれば、全日本への出場資格を得る。

最初のステップとなる各地区予選は18ホールストロークプレー、地区決勝と全日本大会は36ホールストロークプレーで争われる。

今年は5月の全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権と全日本グランドシニアアマチュアゴルファーズ選手権からシーズンがスタートする。

各地区予選は3月に行われる予定だ。

新年の目標に「今年は競技ゴルフ挑戦!」を掲げてみてはいかがだろうか。

◆参加資格や申し込み方法など

●参加資格:ハンディキャップ20程度のアマチュアゴルファーで、各カテゴリーの年齢制限を満たすこと。

●参加料:地区予選は6600円(税込、プレー代は自己負担)

●申込方法:郵送の場合は所定の参加申込書に必要事項を記入し、参加料を添えて、現金書留か郵便振替で出場希望第1コースへ。インターネットの場合は申込専用のページから必要事項を入力して申し込む。

●締切日:各予選で設定されるので、PSGホームページで確認のこと。

◆24年の全日本8大会の日程

5月29~30日 全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権 栃木県・那須野ケ原CC

5月29~30日 全日本グランドシニアアマチュアゴルファーズ選手権 同上

6月11~12日 全日本アマチュアゴルファーズ選手権 兵庫県・武庫ノ台GC

6月25~26日 全日本シニアアマチュアゴルファーズ選手権 徳島県・コートベール徳島GC

6月25~26日 全日本女子ミッドアマチュアゴルファーズ選手権 同上

9月11~12日 全日本ミッドアマチュアゴルファーズ選手権 愛知県・名古屋広幡GC

10月9~10日 全日本女子シニアアマチュアゴルファーズ選手権 栃木県・セブンハンドレッドクラブ 同

10月9~10日 全日本ミッドシニアアマチュアゴルファーズ選手権 栃木県・セブンハンドクラブ

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