子どもの安全とゴルフの楽しさ、どちらも妥協しない”パパ”のためのサービス
1つはワンウェイGC(茨城)で、このほど託児サービスのためキッズルームを開設した。そのきっかけを同GCの坂崎亮介氏は、「育児中のパパゴルファーが、地元の託児所に子どもを預けにきたと聞きまして。それを受け『ママゴル』を運営している会社に相談したのが最初でした」
小さな子どもを持つゴルファーに向け、託児サービスを行う「ママゴル」によれば、ママが子どもを預けて安心してゴルフができるよう託児サービスを始めて16年ほどになるという。全国の託児ルーム常設のゴルフ場や出張サービスのコース合わせて約20カ所へ保育士を派遣してサービスを行っている。
「近年、ママさんゴルファーだけでなく、ママに休んでもらうためにパパが子どもを連れ添ってゴルフへ行くというスタイルも増えつつあります。そこで、新たにパパのためのサイトも立ち上げる予定です」とママゴル大塚美紀氏。
もう1つのゴルフ場である 皆川城CC(栃木)は、「現在は保育士の研修中のため、まずは土日祝の予約公開」と案内。「レストランでのお子様ランチは準備中。離乳食はご持参ください」としている。
利用方法(ワンウェイGCの場合)は以下。まずゴルフ場予約サイト等でラウンド予約をし、同時にママゴルサイト内の託児サービスを予約すると、その後ママゴル担当者より案内が来る。当日は「一時保育健康チェック表」に記入して持参し、スタートする60分前からキッズルームでのサービスが開始される。ラウンドが終了したら子どもを迎えに行き、最後にゴルフ場のフロントでプレー代ととともに託児料金を支払うという流れだ。
託児サービス料金の目安は7~8時間で1万5000円~2万円。安心・安全代と思えば決して高くない金額ではないだろうか。
PHOTO/Hiroyuki Tanaka
※週刊ゴルフダイジェスト2024年1月9日、16日号バックナイン「常設キッズルームのあるゴルフ場」より